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「誘客多角化」実施事業の重要ポイントを独自解説!【観光事業者向け】

現在、観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」における実施事業の公募の第二次募集が始まっています。(2020年8月21日〜)
※事業名が長いので以後誘客多角化事業と呼びます。

公募要領を見る時間もないほどに忙しい人向けに、簡易的な解説選ばれるためのポイントなど、特に重要な部分を説明し、記事の最後に6つのポイントを満たしたオススメのコンテンツを紹介します。

そもそも、誘客多角化事業とは?

趣旨から読み解く
簡単に説明すると以下の通りです。

今後、たくさんの訪日外国人を受け入れる体制を整えないといけない。しかし、コロナウイルスの影響で従来の観光から変化しないといけない。そのため、「新たな旅行スタイル」に対応した整備を各地で行う必要がある。

よって、観光庁は地方が実施するイベント観光資源を「安全で集客できるもの」にクオリティアップする事業を全国から募り、支援を行う。

ざっくりスケジュール

令和2年10月5日 事業の公募締切 

11月中旬 事業選定・通知 

令和3年3月7日 最終報告締切

※一次募集と同じく応募者多数で選定が遅れる可能性は十分にあります。

事業内容と選定基準から読み解く、6つの重要ポイント!

公募要領に記載されている「事業内容」と「選定基準」の項目を読み解き、
選ばれるための6つのポイントをまとめました。

6つのポイント

①連携度市町村単位での取り組みで、地域の事業者同士がしっかり連携しているか
→地域内の多様な関係者との連携した取り組みか。全員が関わりたくなり、利益を生み出すような事業が理想

②安全性「新しい生活様式」を踏まえて安全に実施することができる取組か
→密にならずに、安全に実施するための対策がしっかり見えているか。特定日・特定スポットへの集中を避ける観光客分散型の企画が理想

③独自性:歴史や文化など、地域の持つ独自性やストーリーを骨太に磨き上げる取り組みか
歴史や文化を取り入れることができる・独自性やストーリーを伝えることのできる柔軟性のある企画が理想

④計画性実施内容が具体的計画性がしっかりしている取り組みか
→綿密に計画が立てられるか。すでに実施実績があり実施イメージの共有ができる企画が有利

⑤訪問効果国内居住者実際に地域に訪れる効果が見込める取り組みか
→WEBだけで完結していない企画か。実際に現地に訪問するタイプの企画が必要

⑥継続性:事業終了後も継続性のある取り組みになりそうか
→本事業費に頼りすぎて、一回で終わる企画になっていないか。低価格で来年以降も継続して実施できる企画が有利

6つの重要ポイントを満たした企画とは?

弊社、自治体の周遊企画専門会社 BOUKEN WORKSでは上記6つのポイントを満たした「周遊型謎解き宝探し」のご提供を行っています。
詳細はこちら

※実施事業に採択されれば無料で実施可能。採択されなければキャンセル料は一切いただきません。

謎解き宝探しキャンペーン

現在、観光に携わるみなさまからの無料企画相談を受け付けております。

これまでに携わってきた県の観光施策から商店街の活性施策まで、150件以上の実施事例を基に、地域に合った最適な企画をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

無料企画相談用フォーム 

※ご相談いただいた方限定で、上記6つのポイント以外の重要なポイントをお伝えいたします。

まとめ

第一次募集で選定が大幅に遅れるほどの応募数があった本事業、
地域の特色を活かした最適な事業提案で採択を狙いましょう。

以上、日々忙しく過ごされている観光事業者の皆様のお力になれたら幸いです。


株式会社BOUKEN WORKS 代表取締役 吉野 禎央

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