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第六話 救出もしつつ

前回までのあらすじ


 ただならぬ数の散乱している鉢を片付ける。中には土だけになったものや枯れ枝が残ったものなど状態は様々であった。

第六話 『救出もしつつ』


 鉢を片付けていると、半ば枯れているもののまだ生きている植木があり、水や栄養があまりいらない品種なのか逆にぼうぼうに増えている鉢もあった。それらを救出を兼ねて入れ替えたり、地植えにしたりしながら片付けていく。サボテン、多肉植物、蘭の一種、果実の苗木、種類の分からない球根など多種多様に出土する。


散乱した鉢
片付け前の棚
片付け後の棚/球根や多肉さん
やっと小さな小さな秩序を手に入れる



 まだ整ってはいない庭だけれども、手を入れた鉢をいくつか庭の中に置くとガラッと雰囲気が変わり、人の行き来を感じる。雰囲気のある錆びたカゴなども庭の隅から救出、アクセントに使う。ただそれだけでは寂しいので、園芸店で新たに鉢を購入して目新しい色を庭に挿していくことにした。さて、何を植えようか。考えながら園芸コーナーを眺めるのは楽しいものだ。

植え替えた植物たち


 自分が植えたものでもなく、枯れ枝だけになっているものは知識も乏しいのでこの後の生育が不明だ。また葉が茂るのか、抜いて良いのか。園芸好きのMさんにも手伝ってもらい分かるものは品種を教示していただく。わからないものは様子を見ながら、といえども適当なわけで。そういえば牧野日本植物図鑑を持つが、今は頁を探るほどの余裕は皆無。暫くは駿馬のごとく突き進む。

追記:投稿が遅れているため画像と内容は少し前の季節でございます。


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