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文通

文通って改めて良いなと思います。
私は字が下手であまり自分の字が好きではありません。
書くのは苦ではないのですが、昔から漢字がとても苦手で漢字を漢字として認識できません。
こうしてパソコンや携帯で起こすことはできます。
しかし実践になるとすかさず、ゲシュタルト崩壊が起きてしまうのです。
ですがなるべく使うように心がけています。

最近友達になった方とは最初手紙のやりとりでした。
LINEもSNSも知っている今も、それは続いています。
その友だちの字がとても好きです。
柔らかだけどイキイキとした字。
地頭がよく色々なものに興味関心を持っているんだろうなと、読み取れる文章。
そしてちょっとしたところに、気遣いが施されている。
文章や送り方は本当に人を表しますね。

10個も下なのにそれを感じさせない想像力と表現力。
文通やLINE、SNSを通してステキなところばかりが見つかります。
頻繁なやり取りではなく、気楽にお互いに好きなタイミングでのやり取りというのも肩の力が抜けてやりやすいです。

私は文字を手で書いているときや手紙の返信を待っている時間が好きです。
クリスマスの朝のような感覚。
『喜ばせたいし喜びたい』
そんな感覚です。

私の第一印象は笑顔で青空に手を伸ばすひまわりような人でした。
いつも必死。でも前向きで直向き。笑顔がとても似合う人。

友だちになってからの印象はやっぱりひまわりです。
でも私の好きなオオイヌノフグリも連想させてきます。
青が好きだと教えてもらってから青のものを見つけると心が揺れます。
オオイヌノフグリはみんなと協力してキレイな絨毯を作り上げるイメージ。
小さいけれど着実に人に春が来たのかと教えてくれます。
背負っているものは人だからあると思いますが、それを感じさせない柔らかで優しい笑顔は、やっぱりオオイヌノフグリ。

その友だちとは離れていますが、青空を見たとき、ひまわりを見たとき、オオイヌノフグリを見たときに彼女の笑った顔を思い出すことができます。
まるで星の王さまのキツネが教えてくれたことのようですね。

話は戻りますが、文通って温もりも一緒に運んでくれるんだなぁとしみじみ思います。
こちらの温もりも届いているといいなと思いながらいつも手紙を書いています。
手紙でしか分からない一面もあったりして面白いです。
読んでいる相手の顔を想像しながら書くのもまたおつです。

素敵な相手と文通できる幸せを噛みしめながら、生活したたいです。

出会わせてくれた共通の趣味に感謝。



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