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何もしないという選択

(1)いま自分ヤバイなということだけはわかる

逆にいうと「いま自分ヤバイな」以外何もわからないという状態、このままだと「自分ってヤバイのかな」とか「もうなにもわからない」ってなりそうだなって予感だけしてる状態のときに読む記事です。

「こういうときって、たしかこのまま何をしても裏目になって、余計なことばっかしたーって後悔して、自分でやろうとしてめちゃくちゃになってから他の人に結局たすけてーって巻き取ってもらって、もう何もしないでと言われて帰って寝て、休み明けに謝りたおすことになるんだよな」ということをわかっちゃいるのに、このまま進むことをやめられないんですね。

もはや、何もしないという選択をする方がマシなのは確定的に明らか!とは思うもの、何もしないという選択ができない。なぜか!?

(2)何もしないという選択ができない

何もしない方がいいと思ったときは、もうだいたい手遅れで、何もしないという選択ができないことを私は知っている。だから他人を頼ります。

「止まれ!止まれ!」とは思うのですが、脳が、体がいうことをきかない。私はIQ2000なので、そういうときのために「この人に言ってもらったら自分は止まる」という人を用意しておいて、その人に相談します。そうすると「もう帰れ」とか言われて、何もしないという選択ができるようになる…。

が、そんな人がいないとか空いていないというときは?全て人に任せるしかない。「自分は今ダメなんだ、助けてほしい」と他人を頼る。自分から何かしたりしない。あくまで他人に頼る。なぜなら今自分はダメなんだ。

それでもつい何かをしようとしたくなる。どうしたら?

(3)それでも何もしないという選択をするしかない

まずは落ち着くしかない。しかし、落ち着かない。だから次のことを順番におこなっていこう。

・絶対に何を言ってもいい相手になんらかを打ち明ける

「今ヤバイ」「どうしたらいいかわからない」「ダメかもしれない」そんな弱音を吐いていい相手にだけ打ち明けよう。決してパニックしてる人を見るとパニックが感染するような人や、とにかく解決をしようとするような強引な人の目の前で発狂してはいけない。自分が発狂していても動じない相手の前でだけ発狂しよう。

・体調不良を訴えて休もうとする

本日はもうドロップアウトするということを基本方針としよう。細かい説明など不要。「今何かするとミスってしまう」「まともにできなさそう」と、思わせるだけで良い。余計な言い訳を考えるな。正直に伝えようとするな。

・ひとりで何かしようとしない

全て引き継いで休んでしまおう。少なくとも「これをやってから」みたいなことはしてはいけない。やるなら「誰かに引き継いでから」「誰かにみてもらいながら」でやるべきことを終えよう。そこで起こしたミスを拭うのは、自分以外の誰かになるのだから。誰かに引き継いでおけばあとでミスが発覚しても引き継いだ相手が一人でなんとかできるようにしよう。

自分一人で何もしない。そして休む。そして何もしない。そう何もしない。
寝るのだ。遊ぶのだ。甘えるのだ。何もしないをするのだ。何もしないことを邪魔するものに触れるな。休むことを優先するのだ。休むのだ。

こうしてはじめて「何もしないという選択」ができるようになるのだ。
それでは、ごゆっくりお休みなさい。


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