見出し画像

ハンズマン松原店を見に行ったので、雑感など

投資先の一つである、ハンズマン。
九州が本拠地のホームセンターですが、大型な店舗に大量の商品を集めた店作りが独特です。
そんなハンズマンが、ようやく本州に出店。
新規出店自体も5年くらい行っていませんでしたが、ようやく開店できた新店舗。
大阪の松原イオンに併設されるということで、直接見に行ってみました。

まず、松原って絶妙な田舎でした(笑)
やはりイオンはそういうところにしかないのか・・・
とりあえず、いつも通り道に迷いながらなんとか松原イオンに到着。さっそくハンズマンの看板が見えてきました。
思ったより、ハンズマンの店舗は大きく、むしろイオンより大きいくらいで、どちらが本体なのか分からないくらいです(笑)
(この記事の表紙が、ハンズマンの遠景です)
もう、駐車場の時点でいっぱいで、周辺の道路に行列の車がはみ出ていました。
開店して初の休日ということで、客があふれ返っていました。
株主としてはうれしい限りです。
ちなみに、通りずがったおばちゃんが「ここフライパンだけええのなかったわ」と言っていましたが、実際に見に行ったところ、杞憂でした。
まあ、先にネタバレしておくと、フライパンがすでに売れてしまって、商品棚がスカスカになっていただけでした。

まず、入り口付近にはガーデニング用の花やレンガなどが広がっていて、何かテンションが上がりました。


画像は適当に拾ったやつですが、松原店の写真です。


これはスーパーでも使われている手法ですね。入口に野菜類が置いているパターンです。業スーでもそうですね。
人間はカラフルなものを見ると、テンションが上がり、購買意欲を刺激されます。
花は最もカラフルなので、刺激されまくるわけですね。
僕はガーデニングなどやらないので、よく分かりませんでしたが、好きな人はたまらないのではないでしょうか。
とりあえず、周辺の棚を見ていると、98円の鎌が売ってました。ドラクエで売っててもおかしくない値段設定に、驚愕ですね。
まあ、見ただけでもため息が出るくらいに、どこまでも棚が続いており、商品が詰め込まれていました。
天井にも商品がエイリアンみたいに張り付いており、一体何の意味があるのかよく分かりませんが、なんとなくテンションがあがりました。
また、店員がところどころにいますが、みんなトランシーバーで忙しそうに連絡とりながら働いておりました。
ちょっと店員の数、足りてるかな・・・?
(ちなみに、ハンズマンが自店舗を自己採点したグラフがあるのですが、やはり店員の対応に関しては、低い点数でした。まだ始まったばかりで、人材育成もこれからなので、期待したいところですね)
あと、あまりに広いので「店員呼び出しボタン」がいたるところに設置されています。
店員の負担があまりに大きくならないか、心配ではありますが・・・

大雑把に、一階はガーデニング用品やいわゆるホムセンによくある感じのものが売っています。工具とか、鉄骨などですね。鉄骨は誰も買ってませんでしたが・・・
二階は、日用品やそれに近いものが売られているようです。見た感じでは、オムツが人気で、行きかう客のカゴの中に詰め込まれていました。
ただ、それってドラッグストアとかでも売ってね?というのは思いましたが。

一つ目に感じた懸念として、品ぞろえはアマゾンレベルで豊富ですが、なんか東急ハンズ感がありました。
一応説明しておくと、東急ハンズは色んな商品をそろえている雑貨屋です。一時期は流行っていたのですが、やがて廃れていきました。
原因は色々あると思いますが、やはり日用品を売る店が色々出てきたことが大きいです。無印とか、ドラッグストアとか、ホムセンとかが流行ってくると、わざわざ東急ハンズに行かないです。
さらに、東急ハンズ側も、面白い雑貨を置いていたので、ちょっとそういう雑貨に飽きられると、顧客が来なくなりました。

お判りでしょうか?

ハンズマンも、東急ハンズと同じような感じになるのでは・・・?
ちょうど「ハン」が被っているし・・・
まあ、ハンズマンは日用品も売っているし、周辺地域は僻地なので、他にライバルになりそうな場所もありません。
東急ハンズは都会に店を出してしまったので、競争が激しくなってしまったのはあると思います。
ちょうどイオンモールの中に入っているので、生鮮食品はイオンが、薬はウェルシアが、他の日用品などはハンズマンが担当する「三種の神器」作戦によって、強力な地域制圧能力を発揮しています。ちなみに、中にはシャトレーゼもあります(笑)
シャトレーゼを神器にカウントするなら、「クアッド神器」作戦になりますが、そこらへんは好きにカウントしてください(投げやり)。
やはり、立地がうまいこと考えられているように感じました。
IRでも「立地条件を満たす場所を探している」と何回も書いてありますし。
都会で戦うのではなく、既存の強力なライバル企業(DCMとかコメリとかコーナンとか)をかわしつつ、郊外を制圧してしまう。さらに郊外住民は自動車が前提の移動手段なので、駐車場も広く確保。そういう層を狙って取り込んでいるんですよね。だから入り口に花を中心にガーデニング用品を置いている。都会の庭のないマンション暮らしの層は無視して、郊外の一戸建て自動車持ちに特化した感じです。
個人的には刺さらないものの、そういう層が多い地域では刺さるでしょうし、今までのホムセン業界で「郊外特化」というのはあまり見ません。せいぜい農家を対象にしたコメリぐらいではないでしょうか。コメリは「農家感」が強いですが、ハンズマンは地方企業の割には、かなり洗練されていてオシャレな感じがしました。
大阪特有のがめつい強欲安売り店舗ではないんですよね。言っても、やっていることはだいたい似たようなことなのですが、そういうのを感じさせないオシャレ感があると思いました。入口に植物を置くだけで、店やブランドのイメージもここまで変わるのかと思います(笑)

他に懸念点があるとすれば、ハンズマンの売りである「DIYコーナー」ですが(工具が置いてあって、自由に工作していい場所です。ただし、材料は買ってください、という感じ)、誰も客がおらず、そこだけ真空地帯になっていたことですね。
せっかくのお試しコーナーなのに、客も店員も誰もおらず、なんらDIYをしていませんでした。まだまだ出店したばかりなので、客の方も慣れてなくて、利用されていないのだと思います。もっと利用するための導入を作ってもいいんじゃないかと思いました。
そこで工作講座をやるとか、最初は店員が何かパフォーマンスをするとかでいいと思います。見ているだけでも、そのうちやりたくなってくる人もいるはずです。また、工具だけでなく、材木なども置いて、ある程度自由に使えるように大盤振る舞いするのもありなんじゃないでしょうか。
別に本格的な工作まで、わざわざ店でしたくない人も多いでしょう。でも「この釘打ち機、実際に使ったらどうなんだろう?」というのを、実際に木材に打ち込んで確認したい、というようなニーズはあると思うので、そういうのを試せる場所であれば、もっと人を呼び込めるのではないでしょうか。
せっかくの場所だし、それがハンズマンの売りなのに、全く有効活用されてなくて、悲しくなりました・・・
これからはもっと利用していけると、株主としてもうれしいです。

全体的に、大盛況だったハンズマンだったので、見ていて安心しました。
全然誰も客がいなかったら、売るしかねえな・・・と覚悟しながら見に行ったので、一安心です(笑)
顧客からはおおむね受け入れられているようで、これなら黒字化もそこまで遠い話ではなく、あとはどうやって顧客を繋ぎ留めておくのか、ということだと思います。
地域密着型ということで、これからは地域に合わせた品ぞろえを実現していくそうで、頼もしい限りです。
あと、気になったことがもう一つ。
ネットニュースで、ハンズマンがガラクタ市をやっている、という記事がありました。
要するに、「売れ残り品の処分セール」なのですが、そこの割安感が半端なく、「ハンズマンをアメリカに出店させれば世界のインフレが止まってパウエルが感涙にむせび泣くのでは?!」というレベルでした。
このガラクタ市は、九州内の店舗だけでしか行ってないようです。たぶん、松原店は新規に出店したばかりで、やろうにもできなかったのではないか、と想像しています。しかし、ということは、いずれ松原店でもこのガラクタ市が行われることは確実でしょう。
大阪の人間は、「安さ」という麻薬の申し子です。なので、きっと松原店でやれば、相当な人数が来るのではないでしょうか。
ガラクタ市が流行っても、株価はガラクタではなく急上昇して欲しいなぁ、と思いつつも、やはりそれは出店攻勢次第かな・・・という分析をしてしまうのが株クラの悲しいサガですが・・・(笑)
あと、これだけ大きな店を出すと、どうしても減価償却費などの費用が嵩むので、会社として利益が出るのはもうちょっと待つ必要があるかな、という感じです。
まあ、顧客から支持される限りは、不況が来ようがそれなりの利益を上げ続けて、還元してくれるでしょう。
今回、直接見に行ったことで、ある程度店の雰囲気を直接つかめたのは良かったと思います。これが直接投資収益につながることはないと思いますが、実態を見ておくことは、やはり土壇場の握力には影響してくると思います。
店の見学自体も、けっこう楽しかったです。
また何かあったら、もう一回見に行こうかな、と思いました。
今回は、大盛況だった、ということで終わりたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?