【ネタバレ無し】ドキドキ文芸部のプレイ感想:愛に満ちたフリーゲームでした

▼ゲーム概要

万年帰宅部でアニメを愛する主人公は、幼馴染のサヨリに連れられ文芸部へと入る。ツンデレでマンガ好きのナツキ、どこか陰のある文学少女のユリ、品行方正な部長モニカと楽しく部活生活を送るが…?

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いわゆるビジュアルノベルゲーム。なんと!タダで最後まで遊べちゃいます。ダウンロードはこちらから。日本語パッチもあるよ。公式公認だよ。

▼出会った経緯

3年前に、とあるジャンルのゲームが好きで調べたら、ドキドキ文芸部(以下DDLC)を知る。ただし当時はPCを持ってなかったので遊ぶのを断念してました。
先日、一念発起しデスクトップPCを購入。その時「あ、Steamできるじゃん!」と思い出し、手を伸ばしたタイトルです。

▼感想 (ネタバレ無し)

キャラクター達が一人の人格として、とても丁寧に描かれているのを感じました。

例えば……物語の序盤で部員たちは、自作の詩をお互いに見せ合います。

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ここで出てくる詩が、キャラごとに文体やスタイルが違って、とてもリアルなんですよ。等身大の中高生らしいというか。

タイトルつなげ

参考:4人の詩のタイトル部分を抜粋
この時点で、個性が際立っている

ちなみに、自分も中高時代は文芸部に所属していました。シンプルな表現にメッセージを込めようとしたタイプで、憧れは星新一や宮沢賢治。

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よもや同じ執筆スタイルの子にゲームで出会えるとは。こっちの好感度が上げられちゃったよ。

あと途中で出る1枚絵も、単にかわいい・萌えるだけでなく「魅力」を捉えて描いています。個人的にお気に入りはユリとの読書スチル。恥じらいと喜びが入り混じった表情が奥ゆかしくて花丸です。

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本ゲームには他にも特筆すべき要素が2つあり、どちらも一級品です。

が、あくまで主はキャラクターとの交流を楽しむ恋愛ゲームであり、「愛」がこのゲームのメインだと自分は感じました。
山あり谷ありだったが、とても良い作品だった……!

▼こんな人におススメ

・ゲームの中のキャラとの繋がりを感じたい
・女の子にちょっと振り回されたい
・文芸モチーフに興味ある
・一捻りしたゲームで遊びたい

▼注意点

・ネタバレなしで体験するのがベストです。興味もったらググらずDLページへGo!

・このゲームは「精神的恐怖」「ホラー」を含みます。絶対に、元気な時に遊んでください。吞まれます。

・初めて↑の要素が出る時は、予兆があります。何が起こるか、おそらく予想できるはず。苦手な人は一旦ゲームを進め、『扉を開ける前に』やり続けるか判断するのもアリです。

ネタバレあり感想は、こちら
https://note.com/botorumail/n/nf4170e27a1cd

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