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デザインはめんどいけど 『気持ちいい!』

こんにちは。
広告デザイナーのKAYです。
大手商社のクライアントに引き抜かれて、早一年経ちました。
今はテレワークで自宅でお仕事中です。
さて、今日は四回目の投稿です。
前回までつまらなぁ〜い話が続いたので、今日は、「デザイナーってどう?」という話をしようと思います。

デザインって楽しい?

世の中で一番多い営業さん。
彼らはモノやサービスを右から左へ流すことで利益を得ます。
それが楽しい人はいいでしょう。

「でも僕は全然楽しくない。」

以前、少し楽天ショップを運営している会社に勤めていることがありました。
要は商品を右から左へ流して、1を2にする仕事ですね。
そしたらつまらないつまらない(笑)
そのとき初めて自覚しました。

楽しい=気持ちいい
『気持ちいい』は、脳がアドレナリンどっぱどぱになる快感であり、クリエティブなときにしか出ない!と思ったのです。
自分はそのアドレナリン中毒なのだと。
(ちなみに脳内で生成される中毒は無害です)

アイデアがひらめいた瞬間は
圧倒的に『気持ちいい』

変なことをいいます。(同業者ならわかるかも)
僕は子供の時から直感がひらめいた時は、喉下からアイデアが頭の上に突き抜けて空にすっ飛んでいく感じでした。
若い時はその直感のイメージを捕まえられずに、よく取り逃がしていました。(ほーら変なこと言い始めた)

しかし、人間歳をとります。
するとどうでしょう、だんだんそれが捕まえられるようになってきました。(それがTOP絵のイメージ)

そしてできた傑作のデザインが数点あります。
それは今までにないデザインであり、且つ、クライアントの意向に即し、しかもきれい。
一応、著作権はクライアントにあるのでここではお見せできませんが、今でも好きなデザインです。
新聞にも載りました。(もちろん僕の名前は出ていません)

作ったデザインが現実化する

我々デザイナーは作って終わりではありません。
それが無事に世に出ることが第二段階です。
デザインし、印刷して、世に出る。
出来がったものを見るのは、うまく行ったかな?という怖さもあります。
ワクワクとドキドキというやつです。
しかしそれを手にした瞬間、世に出た瞬間、それは何にも変えがたい、それこそ数字をコントロールしているだけでは得られなかったものを感じられます。

デザインの成果

最後です。これが商用デザインの大原則であり、或る理由。
その作ったものが他者を感動させる。または成果をあげる。ということです。
作ったデザインが、作り手を感激させるだけでは意味がありません。
それが何かの役に立ち、誰かの役に立ち、どこかでお金を産み、誰かを感動させられる。
→ 誰かが幸せになる。
これがなくてはその生み出されたものに存在の価値はありません。

「これいいですね!店が新しい雰囲気になりました!」
「おかげで助かりました!」
「ありがとう。2000万の売り上げ作れたよ。」

これらの依頼主の言葉が、自分のモチベーションとなり糧となります。
また、この時の経験が次のデザインのアイデアの一つになります。

おわりに

世にはたくさん仕事があります。
その中でデザイナーも選択肢のひとつです。
もちろん他にも素晴らしい仕事はたくさんあります。
だからなにが正解かなんて誰にもわかりません。

「うしおととら」
という漫画をご存知でしょうか。小学館の週間少年サンデーで連載していた漫画です。
そのなかで、"などか"という妖怪が『満足する死とは何だ?』と、問いかける回があります。
いろんな解釈がありますが、僕が直感的に思ったのは、「死ぬときに後悔しないこと」と思いました。(作中では違います)
『死ぬときに後悔しないように満足する生き方をする』
そのための家族であり、仕事だと思います。
皆さんもいい人生を送ってください。

ではまた

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