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脳の配線を組み換え、集中力、etc..を増やす!ー「脳には、自分を変える「6つの力」がある」ーリチャード・J. デビッドソン,シャロン ベグリー

「脳の配線を組み替えれば、もっと前向きになり、集中力が増し、打たれ強くなる!」って本でした。

『脳科学』と『ポジティブ心理学』が同居した、
本書が提案する具体的な8つの方法をご紹介。


1、自宅と仕事場に気分を上げるものを置く

前向きな態度を身につけたければ、自宅と仕事場に気分が乗るようなものを置く。
本書の例だと、家族の写真とか旅行の記念写真とか。
※ただし、必ずすぐに脳が慣れてしまうので、毎週のように写真を変えたほうがよい。




2、感謝を表現する

定期的に感謝を表現すると、脳のポジティブな回線が強化される。
人の目を見ながら感謝を伝える
大半の人が照れくいと思うので、
その日に起きた良いことを日記に残す習慣をつけると
よい。

→3行日記、感謝日記で検索してみてね。



3、人をほめる

意識的に他人をほめていくと、脳は人の良い部分に目を向けやすくなる。
その結果、自分の生活や自分自身の良い面にも注意が行くようになる。

うさんくさそうに思えますが、
ネガティブなものばかり見てるとどんどんネガティブに、
ポジティブなものばかり見ていると元気が湧いてくるのは想像に難く無い(納得できる)はず!


4、マインドフルネス瞑想をする

脳の働きを良くしたければ、定期的にマインドフルネス瞑想をするのが一番。
自分の集中力がもっとも高い時間を選んだら、背筋を伸ばして座りつつ呼吸に意識を向け続けるトレーニングを行う。
その際、自分の体の感覚にも意識を向け、気がそれても気にせず再び呼吸に集中すればOK。

これは私もやっていて、効果は感じられない(徐々に変わってるからかもだけど)ですが、
『勉強やる前』とか、『切り替え』として、結構役にたつと思います。
イライラもしにくくなるのですが、その話はまた今度。


5、1日10分間集中トレーニングする

注意力を鍛えたいなら、1日10分の集中トレーニングがおすすめ。
静かな部屋で目を開いたまま座り、デスクライトや消しゴムなど、なんでもいいので特定の物に意識を集中させる。
もし思考がさまよいだしても、気にせずに意識を再びもどせばよい。

何事も練習あるのみって感じですね。実践しにくいとは思いますので、4の瞑想が余裕って感じの方がこっちをやってみるといいのかな。


6・ボディランゲージに注意する

もっとコミュニケーションが上手くなりたいなら、相手のボディランゲージに気を配り、
そこにどんな感情が表れているを推測してみよう。
特に、表情とボディランゲージが、どのように声のトーンと連動しているかに注意するとよい。

日本人は上手いとされてますよね笑、自分はそこまで得意では無いですが、他人の感情を読み取れればあなたもメンタリスト!(?)

7・感情リストを作る

もっと場の空気を読めるようになりたいなら、
日ごろから「自分がどんな場面で感情的な反応をしたか」を記録したリストを作っておくとよい。
1日15分、このリストを見て自分の感情について考えつつ、気分が落ち着くまで深呼吸をくり返すトレーニングをするのが効果的。

これは怒りを鎮めるのにも役立ちます。人の感情は20秒しか持たないと言われているので、一旦分析してみるとイライラしにくくなりますよ。
案外くだらないことで怒ってたり。そんなこと言っても怒ってる時は我を忘れるよね。


8・思いやりのイメトレをする

もっと打たれ強くなりたいなら、1日10分「思いやりのイメトレ」をしてみよう。
何か困っている人(病気の友だちとか結婚生活に悩んでいる同僚とか)を頭のなかに描きつつ、息を吸うたびに他人の悩みが自分の体内に取り込まれる様子をイメージ。
息を吐く時は、体内に取り込んだ悩みが解消されて外に出ていく感覚を想像してみる。これを週に4〜5日ほど続けると、脳が精神的なダメージに強くなっていく。


まとめ

そんなわけで、脳を良い方向に『鍛える』8つの方法でした。

載せている手法は仏教に近い感じ。

いずれも科学的にガッツリと効果が証明された技術なので、ぜひ試してみてくださいね(^^)

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