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部活としてのゲームのあり方、チームをまとめる術

はじめまして、神奈川工科大学よりKAITeSports副部長、スマブラ部門所属の”ぼたもち”です。

現在大学4年生であり、引き継ぎを行う中で後輩へのアドバイスとして残せたらと思いこの記事を書きます。
今後eSportsの部活、サークルをまとめる方へのメッセージです。
自分が行ってきたこと、そこから学んだことなどをここに残します。
あくまでも私の感じたことであり、主観の塊ではありますが、今後の参考になれば幸いです。

eSportsのサークル、部活の現状

大学生の部活におけるeSportsはあくまでも副業の範囲です。
eSportsという考えが根付いていない日本において、他の体育会系部活とは異なり『勝利』に固執した目標を立てることは難しいです。なぜなら、「単にゲームが好きだから」や、「楽しそうだったので」など、入部時の考えに差があるから。
そのような考えの人に対して漠然とした『勝利』を目標として突きつけても、答えはきっと「じゃあやめます」になる。
『勝利』を目的とし、それ以外の人員を排除する方針のチームならばこれでいいだろう。しかし、私の大学のように、そこまで在学人数が多くない大学において排除を行っていれば人数は集まらないだろう。
この現状をどうまとめるかが今回の話だ。

基礎にするのは『楽しい』という気持ち

同じ『勝利』への目標を持てないとしても、部活に入りたいと言っている時点で、そのゲームに対して『楽しい』という気持ちは誰しもあるはずです。勝った時に楽しいや、友達とこのゲームをやっている時に楽しいなど、人それぞれ『楽しい』と思う場面は違うにせよ同じ気持ち。これを基礎として土台をつくりあげます。
最近後輩にはこのようにアドバイスをします。

自分とゲームをすることを楽しいと思わせる

簡単なようで難しいかもしれません。これは人によるかもですが。僕はめちゃ喋りながらはしゃいでました。
私は現代のeSports部活におけるリーダーとしてまとめて行ける人は、圧倒的リーダーシップがある or 他を追随させない強さを持っている or 誰にも負けない信頼を持っているのどれかであると考えています。
強くもない私は、3つ目の信頼のある人物目指し、部員たちが求める『楽しい』を私を通して提供することによって実現してきました(まあここは感覚、正しいかは知りません)。
そのうちリーダーシップも身に付いたって感じ。お得。

どうチームを動かすかは個々人の方法で

信頼を得た上で、部活をどうしていきたいか、何を目指していくのか、どう運営していくのかはそれぞれ違ったやり方があると思う。自分に合った形を模索し、探していく。

大切なのはできないと思わないこと

私は「技術がないから」、「やったことがないから」で済ませる人には仕事を振り分けません(おかげで自分の仕事1人で溜め込んで大変だったこともあったけど)。先輩の後ろについて行くだけでもいい。真似してみるだけでもいい。わかんないなら聞いて助けてもらえばいい。
試行していく中で自分のやり方を見つけていけば上出来でしょう。

私の書いたことが正しいわけではなくて、正解なんていくつでもあるし、今後就活で売り物となる自分を鍛えるいい機会でしょう。失敗しながらも自分で正しいと思える選択をし、チームを引っ張っていけるうな人材になれるよう願います。

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