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定年後 137 日目 一歩進んで十歩下がる (Fusion360 の座標軸が、変)

今月に入ってから 20 分程度の旅 Vlog を 3 本作ってみた。
大したものではないけど、カメラの HLG 設定や Final Cut Pro の練習を兼ねて。

YouTube のプラットフォームを無料で使わせてもらっているけど、運営する側は大変だろうなと思う。世界中から日々アップされる動画を処理して保管していかなければならない。

最近は動画のクオリティがどんどん上がって、データサイズも肥大化する一方だろうし。そういえば最後にアップした動画は HD 処理が終わるまで 8 時間以上かかっていた。


Fusion360 でドライバーのデータ作りを始めたものの、見よう見まねでなんとかなったのはマイナスドライバーまで。プラスドライバーを作図しはじめたら簡単にはいかなかった。

JIS のサイトに具体的な寸法形状が公開されているので、その内容に則って作図していけばいいのだが、プラスドライバーは形状が複雑で Fusion360 上で再現するには使い方をきちんとマスターしなければ無理そうだった。

ネット上に公開されている CAD データの流用も考えたものの、見つけたものはだいぶ簡素化されていて JIS の形状とは違ってしまっている。
一歩進んで三歩下がる感じだけど、基礎から一通りの使い方を習得するいい機会。

幸いなことにネット上にはチュートリアルがいろいろと出ている。
ところがまじめに勉強を始めようとしたら、最初の一歩からつまずいてしまった。

三次元のデータを作ろうとすると、三方向の座標(目盛)が必要になる。私の経験では、平面の縦横が Y 軸と X 軸で、高さ方向が Z 軸であることが当たりまえだった。

これは算数でグラフを学ぶとき、横方向を X 軸にして縦方向を Y 軸にするのと同じぐらい、絶対的なルールだと思っていた。

ところがチュートリアルでは高さ方向が Y 軸になっているものがある。オフィシャルの解説を確認しみると「デフォルトは高さ方向が Y 軸」と明記されている。

ここで疑問が二つ。

ひとつは高さ方向の座標を Y 軸にする理由は何か。混乱のリスクを冒してまで(と思うのは私だけ?)その設定にするには、それなりの理由があると思うのだけど。
調べてみるとモデリングソフト「Shade3D」は高さ方向が Y 軸らしいので、世の中にはこのような設定があることはあるらしい。でも、なぜ。

もうひとつは私がインストールした Fusion360 は、なぜか高さ方向は Z 軸がデフォルトになっている。さらにいうなら XZ 平面を裏側から見る向きが標準になっているのも妙。もっというならオフィシャルのチュートリアルでも高さ方向が Z 軸のものと Y 軸のものが混在していて、訳がわからない。

私のFusion360 (赤: X軸 緑: Y軸 青: Z軸)
「https://www.myautodesk.jp/JEFF/Fusion360_ATC_201603.pdf」より

進めようとすればするほど後戻りしている。
なんだか一歩進んで十歩下がるような状態で、どうなることやら。


2022 / 8 / 15

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