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#7早稲田大学を卒業して新卒入社した会社を半年で辞めた人の話:結婚、引っ越し、転職

派遣社員として働くことになった職場が意外と向いていてラッキーだった投稿者。今回はその職場を辞める羽目になるまでのお話。


1.結婚

売り言葉に買い言葉で結婚

唐突だが、派遣社員として働くことになって2ヶ月くらいたって、結婚することが正式に決まった。

相手は仕事に悩み始めた夏頃に交際を始めた男性だった。
とはいっても出会ったばかりの相手ではなく、大学入学当初からの知り合いである。

仕事はもう辞めたい、でも辞めても再就職も厳しいし…とウダウダ悩んでいる投稿者に
「生活は俺がサポートするから仕事を辞めろ」
となんとも男らしい発言をしてくれたのである。
前の記事には書かなかったが、これも仕事を辞める決断をする大きな理由となった。

その後何度か押し問答をして、売り言葉に買い言葉的になんとなく結婚する流れになり、
無事に冬頃に正式にプロポーズされたのである。

2.引っ越し

ウキウキで新居探しもちょっと不穏

さて、当時お相手は実家暮らし、投稿者も1Kのアパート住まいだったので、結婚にあたりまず新居を探し始めることになる。

これがなかなか難航した

相手が「絶対新築」 にこだわったためだ。
正直、当時の相手と投稿者の方の職場の両方にアクセスがよく、かつ2人暮らしできる間取り(最低1LDK以上)、その上新築となると、家賃がめちゃくちゃ高い。とてもこの世帯の年収で払える額ではない。
だが、相手が兎にも角にも新築にこだわったため、そうすると必然的に郊外が中心になる。

で、「都心は無理。郊外で。」となった途端に、それまで一言も言ってなかった「自分の実家へのアクセス」や「自分は長男だから」とか色々言い出した。 

それだと投稿者の職場からアクセスが悪いという意見には、「派遣なのだから辞めても何の問題もない」という認識だったようだ。

新居は投稿者の職場からアクセス最悪

まあ家賃を払うのは向こうだし、通勤時間が長くなることには、学生時代の長時間通学(ドアtoドア2時間)で慣れていたので結局こっちが折れた。

決まった新居は
・ 相手へ実家へのアクセスが良い郊外
・最寄り駅まで徒歩10分
・ 周辺環境は最高
・もちろん新築
・ 家賃はそこそこ
という好条件。

当時の投稿者の職場からアクセスが悪い、ということだけが欠点の非常に良い環境だった。

3.再び転職

交通費往復2,000円自腹の通勤

入居予定の物件が無事に完成し、いよいよ引っ越し。
なんやかんや文句はあったが、やっぱり新築のマンションはとても住心地が良かったのでまあ投稿者も満足だった。
通勤時間はドアtoドアで1時間半弱だったが、これは投稿者にとっては大した問題ではなかった。

問題だったのは、通勤交通費の爆上がりが想像よりも家計を圧迫したことだった。

派遣の労働条件は案件によって様々なのだが、この時の労働条件は「交通費は出ない」 条件だったので、往復の電車代は全て自腹だった。
その額片道1,000円。なんでこんなに高いのかというと、職場の最寄り駅を通っている路線が高額な路線だったことと、鉄道会社を複数またぐ乗り換え経路だったことが重なったためだ。

それなりに給料をもらっていれば問題ないのだが、当時の時給は最低時給に毛が生えた程度だったので、割と負担が大きかった。

冷静に手取りを考えたら悲しすぎたので退職

で、結局毎日働いで稼いだ額をから交通費を差し引くと悲しすぎる結果となったため退職して自宅近くで仕事を探すことにした。

当時一緒に働いてたメンバーや現場の管理者の方は引き止めてくれたし、どうにかならないかと各所に交渉もしてくれたのだが、どうにもならなかった。

#6でも書いた通り、投稿者はこの職場をとても気に入っていたので、ここを去るのはとても惜しかったが、背に腹は代えられないので仕方ない。


自宅近くで仕事を探すことに

というわけで、再び職探しをすることになった投稿者。
今度は先を決めずに辞めるようなことはせず、退職する前に次の職場を探し始めた。

この当時登録していた派遣会社では、投稿者の新居近くの案件はあまりなかったので、求人サイトで職探しをした。

すると、自宅から徒歩圏内の事務職の案件を見つけたので応募してみることにした。


〈つづく〉

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