見出し画像

それでも努力はしたほうがいい

昨日の白饅頭師匠のnoteについてこんなことを感じた。

努力すればうまくいくとは限らないが、努力しなければなにもおこらない。

必要条件ではあるが、十分条件ではないのだ。

こういうとお前は恵まれていただけではないのかと言う人もいる。それは否定しない、というか環境が良かったのはそのとおりだ(そして遺伝子的にも良い方だと思う)。だからちょっとうまくいっただけでは、恵まれていただけで努力したからではないということ話になりかねない。

だからできる限りの成果を出すことでしか、努力すればなんとかなると示すことができない。まあ別に示さなくてもいいのだが、なぜそうするかというと、第一義的には子供たちへのメッセージだからである。そして私のnoteやTwitterを見てくれている人にも伝わればいいなと思っている。

努力してもうまくいくとは限らないということについて、再び白饅頭氏のnoteを手がかりに書いておこう。

とりあえずファッション頑張れという内容である。これについて様々な意見があったようだが、身なりは気にしたほうがいいと思うよ。

なぜなら色々な場面で打率が上がるからである。

わずかでもパーセンテージが上がると非常に大きな差が生まれることは、投資で複利の計算をする人はよくわかると思う。あるいはウイルスの再生産係数なども最近はよく話題になるので理解しやすいかもしれない。

これは、例えば、婚活のような何度失敗しようが一度だけうまくいけばいいという事象で顕著である。

成功確率5%のことを5回繰り返して、1回以上成功する確率は、1-0.95^5 であるから22.6%である。しかし成功確率1%なら4.9%しかない。

これを努力して確率を10%に上げて試行回数を10に増やせば1回以上成功する確率は65%まで跳ね上がるのだ。試行回数が20回なら87.8%である。

ここで注意してほしいのは、婚活のようなPDCAの効く事象では確率と試行回数は独立変数ではないということだ。試行回数が増えるに従って確率も上がっていくのである。

全然どうでもいいことだが、こういう計算をしていると避妊失敗率5%とかいう数字がいかに恐ろしいかよくわかりますね。

人との接触が極度に忌避される昨今の情勢下では、婚活で試行回数を増やすのは簡単なことではないし、若い人たちの未来が奪われていると感じることも多いのだが、ここは文句を言っててもしかたない。

私のnoteでも読んで可能な限り試行回数を増やしてくれ。


この記事が参加している募集

サポートは執筆活動に使わせていただきます。