2022カタールワールドカップおわた

この週末にワールドカップの3位決定戦と決勝が行われた。長かったけど、終わってみればあっという間。

3位に輝いたのはクロアチア。前回は準優勝しており、またボバンやスーケルの時代にも3位になっている。もはや強豪国と言っていいのかもしれない。

旧ユーゴつながりでいうと、先日シニサ・ミハイロビッチさんが白血病のため亡くなった。ストイコビッチやサビチェビッチらと同様に最後のユーゴスラビア代表戦士だ。
個人的にはサンプドリアのときが印象に残っている。あのときのサンプドリアは、フリット、エバ二、プラット、ロンバルドら好選手を揃えていた。なんでそんなことを覚えているかというと、同時期にキングカズがセリエAに所属していたからだ。

故人の冥福をお祈りする。


さて決勝戦であるけど、Abematvの解説の本田圭佑さんと同じく、メッシに花道をという気持ちで見てしまった。別にフランスのことが嫌いだったわけではない。

フランスは連戦の疲れからか出足が悪く、ミスも多かった。アルゼンチンはコンディションが良く、メッシ、デマリアらおじさんたちの活躍もあって、前半で2-0とした。

フランスはほとんどなにもできていなかったが、後半途中でアルゼンチンがデマリアを下げてやや守備的になってからゴールに近づけるようになる。そして80分と81分にエンバペのゴールで追いついた。

こうなるとフランスは押せ押せであり、そのまま延長線に突入したが、アルゼンチンは次々と交代カードを切って立て直す。そして延長後半開始早々にメッシの勝ち越しゴールが生まれた。

ああメッシの大会になるんだなあと感慨に耽っていたら、エンバペがPKを獲得してハットトリックを決めちゃった。ワールドカップ決勝でハットトリックは記憶に無いなあ。

PK戦はいつみても残酷だが、エースのメッシとエンバペがしっかり決めたのはほっとした。1994年にバッジョが外してしまったのがいまだにショックなので。試合を引っ張ってきた偉大な選手が最後に外してしまうのは見たくない。

フランスは負けてしまったけど強い。ベンゼマ、エンクンク、ポグバ、カンテらワールドクラスの怪我が最後の最後にきて響いたな。

それではまた4年後に。

そして来週からプレミアリーグ再開、楽しみだ。ワールドカップはあくまでもお祭りであって、毎週末のプレミアリーグの代わりにはならないということがよくわかったのであった。

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