見出し画像

英検一級二次試験は参加することに意義がある

本日午後大阪市内某所にて英検一級の二次試験を受けてきました。

とりあえず朝はちゃんと起きてルーティンをこなしつつ、AnkiやDistinction2000、DMM英会話といったノルマも午前中におおかた終わらせることができた。理想的な休日である。

そんなわけで昼飯をたべて会場に向かったのであった。電車ではCPEのリスニング問題を聴いていた。

悲劇はこのツイートの直後におこった。

受験票には四つ橋線肥後橋駅3号出口とあったので、そのとおりにしたらなぜか正反対の方向に出ていた。本町というかほぼ心斎橋だった。

大阪の中心部は京都や銀座と同じく碁盤の目になっている。だから分かりやすいかというとそうでもなくて、慣れていないと全部同じに見えるのだ。なのでめちゃ焦った。

方角がそもそもわからんのでグーグルマップを右手に、地図が記載されている受験票を左手に歩き出した。グーグルマップに頼り過ぎると方向を間違えて悲惨なことになるからね。

どうやら10分遅刻程度で済みそうだったので道を急いだのであった。大学時代に遠方出身の同級生になんで京都の地理が覚えられへんねんと宣った事を後悔しつつ。

ところが左手に持っていたはずの二次試験の受験票がなくなっていた。高速で歩きながら鞄やポケットを探したがない。

あー、やっちまった。遅刻した上に受験票が無いって終わってる。肥後橋駅3号出口って書いてあるのを後でTwitterにアップしてやろうと思ってたのに。

そんなときに心の弱い私が考えることはひとつで、もう帰ろかな、である。

そもそも英検一級はベンチマークに過ぎず、合格することそのものは目標ではない。一次試験受かってるしまた今度でええやん。いまから帰れば午前中に今日のノルマはほぼ終わってるので、読書も勉強も好きなようにできる。いや、来たことない場所なのでIngressちょっとやってかえろかな。それともさっさと帰ってジムに行くべきか。

などなど受検せずに帰る理由を山ほど思いついたが、とりあえず会場までは行くことにした。

会場で受験票なくしましたと言ったら不備対応票なるものを渡されてわりとあっさり解決した。一次試験の受験票を持っていたのが良かった。

今朝こんなツイートを見て、いやいやせっかく一次受かったのに二次試験受けへんやつなんかおらんやろと思ったのだが、あやうく自分がそうなるところだった。

例によってヘルスチェックして、噂の携帯入れを受け取った。控室に案内されたが、後ろの隅っこの席がひとつだけ空いていた。10分も遅刻する馬鹿者は私だけだったということだ。

当然にして順番は一番最後なので待ち時間が大量にある。電子機器の使用は禁じられていたので、紙の本は持参していた。二次試験対策の本を読むつもりだったが、ここまで辿り着けただけで満足してしまい、英語語源辞典とかいうものを読んで待機したのだった。こういうのを現実逃避って言うんでしょうね。

面接ではインターネットは基本的人権だとかなんだとか適当に喋り散らかしてきました。英検はIELTSと違って、スピーキングとライティングの話題の乖離がほぼないのでやりやすい。受かってるかどうかは知らんけど。

どうでもいいことだが、廊下に旧帝国海軍の軍艦のプラモデルがいくつか飾ってあった。武蔵とか瑞鶴はわかるが、なぜか特型駆逐艦雷のやたら立派なモデルがあった。なんでイカヅチなんや、、、

というわけで、英検の二次試験は参加することに意義があると確信したのであった。

サポートは執筆活動に使わせていただきます。