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hiroshi_yoshida_
アーサー・クライマン『ケアのたましい 夫として、医師としての人間性の涵養』読んだ
精神科医で、医療人類学の草分け的存在であるアーサー・クラインマンの著書を読んでみたのだ。
結論から言うと、ああこれだから人文系は、、、って感じだった。全然関係ないけど、世の中には「内科医は何でも知っているが何にもできない。外科医は何にも知らないけど、何でもできる。精神科医は何にも知らないし、何にもできない」という格言があるらしい。ひどいね。
内容はクラインマンの自分語り、というか前半はほぼ自慢話なのが好ましい。また妻のジョーンがいかに優れた人物であるかを描くのにも注力しており、これが後半に若年性アルツハイマー病の発症とコントラストをなすことになる。
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