尾身茂『WHOをゆく』を国連英検のために読んだ
尾身茂氏といえばWHO西太平洋事務局長を10年にわたって務め、同地域におけるポリオ根絶、結核激減に多大なる貢献のあった医師である。またWHOを辞めて帰国してからは2009年の豚インフルエンザ対策の陣頭指揮を取り、2011年の東日本大震災においても活躍された人物としても知られている。
尾身氏はこのたびの新型コロナウイルスパンデミックでも専門家会議を主宰し相当な貢献があったものと推察される。しかし最終的には新しい生活様式なるものを提示するという暴挙にいたり、公衆衛生ファシズムなど様々な批判を受けた。新しい生活様式の帰結はこうである。
濃厚接触の極みである男女の交際や生殖行為は新しい生活様式においては控えるしかないので当然こうなるわけだが、公衆衛生ファシストの皆さんはわかってたんだろうか。
そのあたりについては以前に述べたので繰り返さないが。
それはさておき、国連英検の二次試験に向けて国連の知識を増やさないといけないのでこの本を読んでみたのだ。
国連はばかでっかい組織でどこから手をつけていいかわからんので、とりあえず尾身先生の本から読んでみようと思ったわけである。
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