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国連英検解答速報をみて復習した

先日受けた国連英検の解答速報がでています。答え合わせしたが予想通り酷い有様となっていた。

大問1の国連ガイド問題は2/10と予想通りに悪い内容だった。しかしこれは想定内でもある。知ってることが出るか出ないかの運ゲーなのだから、あまり得点を期待してはいけないのだ。

一番難関の大問2は9/10でこれは納得の出来だが、時間をかけすぎてしまったのが後に響いた。試験中はアラームを設定できないから能動的に時計を見なければいけないという当たり前の教訓がえられた。

大問3,4,5もまあまあで、たいして時間もかからなかったから良しとしよう。

大問6,7,8は個人的には一番難しいと思っているパートで、あまり時間をかけられなかったことがもろに失点につながった。時間の配分も含めて実力なので謙虚に受け止めるほかない。

というわけで58/80でした。大問1を除けば8割正答なので、国連知識に依存しない部分に関しては悪くないと思う。みんな大問1で苦労したようなので合格最低点は下がると思われ、ライティングが酷いことになっていなければ一次は通過できるんじゃなかろうか。まあこないだの英検一級でライティングで酷い点数とったので楽観はできないけど。

楽観はできないものの、二次試験の勉強は始めるとしよう。落ちていたとしても、また受けるだろうから勉強して損はない。とりあえず今回の国連ガイド問題を『新わかりやすい国連の活動と世界』(以下、国連の活動)を参照しつつみていこう。

1番は、Peace Building Commission(PBC)について。しょっぱなからぜんぜんわからず。響きの良さげなentityにしたけどハズレ。国連の活動p108にPBCの項がある。しかし、正解のarchitectureという単語を見つけることができない、、、

2番。2005年にIAEAがノーベル平和賞を受賞したときの事務総長を問うもの。天野之弥さんはこのとき理事会の議長で、まだ事務総長になってなかったんだ。。。まあそれを知っていたとしても残りの3つから正解を選べたとは思えないが。国連の活動p76にしっかり記載されている。

3番。WHOの執行理事会は何カ国で構成されるか。鉛筆を転がして決めようと思ったが、6角柱の鉛筆しか持参しておらず断念。えいやで34カ国を選んだところ正解だった。国連の活動p79参照

4番。WTOの問題。ドーハアジェンダの一部であるパリパッケージはいつ合意に至ったか。国連の活動p87にばっちり書いてある。

5番。PKOの嚆矢となった活動はUNTSOともう一つは?これも国連の活動p104にそのまんま書いてある。いい加減に読み飛ばしていた。反省。

6番。軍縮について。TPNWは何カ国が批准しているか。これはたまたま前日のニュースで、発効に必要な59カ国以上に近づいたというのを見ていたので正解できた。国連の活動p116参照。

7番。ECOSOCとNGOの関係は国連憲章の何条に記載されているか。選択肢のうち、33条は紛争の解決、100条は事務総長と職員についてと知っていた。ほんで残りの57条と71条から間違いのほうを選んでしまった。55条は雇用とか生活水準についての国連の理念が書かれているのを知っていたので、これに近いほうを選ぶか、遠いほうを選ぶかだった。55条や57条の含まれる第9章は、個別の組織ではなくて、国連全般の理念について書いてあるのだから、遠いほうを選ぶべきだった。

8番。SDGsには17のゴールといくつのターゲットがあるか?知らんがな。もちろんゴールが17あるのは知ってるけど。国連の活動p139参照。

9番。過去の世界女性会議のうち1995年はどこで開催されたか。知らんがな。テヘラン、ウィーン、北京、バンコクのうち最も女性の人権が尊重されてそうなウィーンを選びました。正解は北京、なんでやねん。国連の活動p145に記載あり。そのひとつかふたつ前のパラグラフに1993年のウィーンでの世界人権会議でジェンダー問題も宣言に盛り込まれたみたいなことも書いてあり、私の中での女性の人権が尊重されてそうな都市ウィーンの面目は保たれたのであった。

10番。日本ユニセフ協会の設立はいつか。正解は日本の国連加盟前の1955年。そんな選択肢を選べるはずはないのであった。国連の活動p170参照。

考えて選んだのがことごとく裏目に出ていて草生えました。もしまた受ける機会があったら、迷わず選べる問題が増えているといいなあ。それから次回は四角形の鉛筆ももっていこうと思ったのであった。



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