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学習において成功体験はやっぱり大事みたい

最近の英語界隈で最も熱い話題の一つは、ビリギャルこと小林さやかさんが、コロンビア大学教育大学院に合格された件である。

なんで英語界隈で話題かというと英検準2級、IELTS5.0レベルからTOEFLiBT104まで約1年で到達したからである。

TOEFLやIELTSやったことある人ならわかると思うけど、これは並大抵のことではない。

小林さんの大学受験について、いうほどビリでもないやろという批判もあるが、そういう人は本質がわかっていない。じゃあ同じだけの努力をしてみろやと私は言いたい。

1年でTOEFL50点台から104点は、並大抵のことではないものの、異常というわけでもない。慶応大学にいけるくらいのポテンシャルがあれば、努力次第でギリギリ届くだろう。そのような目標を立ててやり切ったことがすごいのである。

よく知られているように、努力と結果はリニアな相関を示すわけではない。スムーズに結果が出るときもあれば、停滞するときもある。

停滞しているときは、ずっとこのまま伸びないのではないか、こんなことして意味あるんやろか、諦めて他のことをしたほうが有意義ではないのか、などと不安になる。

この不安はやった者にしかわからない。他人からは、頑張ったから結果が出たとか、才能や環境に恵まれていたとしか見えないからだ。

このもりてつさんのインタビューで小林さんは、「大学受験の経験はおおいに活きた、自分はやればできると知っていた」と語っている。
(この動画とても良いので是非みてほしい)

不安を乗り越える根拠になるのは、自分はやってこれたという自信である。

しかしそれとて根拠としてはあやうい。過去は未来を保証しないからだ。やればできると思っていたと言いつつ、小林さんは何度も諦めそうになったとも言ってる。ぎりぎり届くかもしれない目標を立てると、このように自信と不安が交錯するのだ。


ここで先月末に書いたこの有料記事に戻るわけだけど、成功体験は大事だよね。

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