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#669 ライブ論41|EASYGOINGS 20th ANNIVERSARY「THANK YOU!!20years!!DAY42」2024.5.24 越谷EASYGOINGS(HUSKING BEE)

本日は仕事を終えてから、我が居住エリアである埼玉県の越谷にあるライブハウス「越谷EASYGOINGS」で、HUSKING BEEのライブを見に行ってきました。


ハスキンを見るのは記憶を辿ると2015年の尽未来祭ぶりなので、9年振りですね。今年の1月のBAD FOOD STUFFには参加せず見れなかったので、何とか見たいと思っていた矢先に近場のライブハウスに来るので相棒と見に行ってきました。


HUSKING BEEとは?

1994年に結成し、パンクロックに哀愁漂う歌詞、泣けるメロディを乗せた「エモコア」の第一人者としてシーンで人気を博し、97年・98年・2000年のAIR JAMにも皆勤賞で参加し、かなり人気のあるバンドでいたが、2005年に惜しまれつつ解散。

僕は中3の頃に「GRIP」を買ってハスキンを知り、リアルタイムでは高1のTHE SUN AND THE MOON、高2でFOUR COLOR PROBLEM、高3で新利の風と、リアルタイムで聞き続けていましたので、ラストライブは泣きました。


そして2010年のGARNIのイベントでシークレットでシレっとライブをやったり、ソロでハスキンの曲をやったりでしたが、2012年のDEVILOCK NIGHT FINALBAD FOOD STUFFAIR JAMで期間限定で再結成して登場し、そこから満を持してハスキン再始動。
メンバーも紆余曲折を経て、現在は解散前のメンバーのイッソン、どんどん、テッキンに加えて、サポートドラムでSCAFULL KINGのTDCが叩くという贅沢な布陣で緩く活動し、今年は結成30周年ということで盛り上がっています。


EASYGOINGS 20th ANNIVERSARY「THANK YOU!!20years!!」

そして埼玉県・越谷で2004年にオープンしたライブハウス「EASY GOINGS」も今年で20周年という事で、20周年を祭した企画「THANK YOU!!20years!!」を定期開催し、TBHやGARLIC BOYS、hawaiian6やKYONOバンド(from マッド)など、20年前からシーンを盛り上げているバンド達が登場するGoodイベントを多数開催しております。


そして昨日開催されたイベントは前述のHUSKING BEE、3ピースのメロコアバンドFOUR GET ME A NOTS、そしてMINAMI NiNEの3バンドが出演するとの事で、「近場でハスキンを見れるチャンス」ということで相棒と行ってきました。

19:30ライブ開演で、19;25くらいにライブハウスに到着しましたが、オーディエンスはそんな入っておらず、小さいハコばっかライブ行っていた大学時代を思い出して上がりました。
最近はデカいライブしか行ってませんでしたからね・・・


MINAMI NiNE

TOPバッターは宮崎出身の3人組・MINAMI NiNE。
九州出身でロン毛にヒゲの見た目で、日本語で青春パンク調のメロディを歌うのはWANIMAに通じる部分がありましたので、WANIMA的に人気が出てもおかしくないようなバンドでしたね。
オーディエンスはMINAMI NiNE Tシャツを着ている人が一番多かった気がしました。


FOUR GET ME A NOTS

3ピースのメロコアバンドですが、ギターが女性でメインボーカルで無いという珍しい編成のバンドです。出たての頃、結構僕はまだ音楽を聴いていた時期だったので「あ、結構いいかも…」と思っていた記憶もあります。
そんなFOUR GET ME A NOTSを始めてみましたが、演奏力がまぁ高い。ドラム巧いし、ベースも巧いし、声も響くし…ギターのチエはパフォーマンスがカッコよかったですね。
ライブでは多分初めて聞きましたが、普通にカッコよかったです。
惜しむらくは僕が唯一知っていた「Firm Resolution」という曲をやってくれなかったことくらいですかね笑


HUSKING BEE

そしてトリがHUSIKING BEE。相棒と最前列で視聴。
SickoのIn So Many Wordsという解散前から変わらない定番のSEが流れてテンションが上がった中、ステージに出てきたイッソン、テッキン、どんどん、TDC。途中のMCでイッソンはもう52歳と言っていましたが、いくつになっても昔と変わらずにカッコいい兄ちゃんたちですね。

1曲目は「#4」
2000年にハスキンが3人編成から4人編成になったタイミングでリリースされた「FOUR COLOR PROBLEM」の1曲目であり、4人体制でここから始めていくぜ的な感じで作られたこの曲は、ハスキンのライブの定番1曲目として親しまれており、これまで行ったライブではほとんどがこの曲スタートですが、毎回上がります。
イッソンの「…Music Begin」からのギター、ベース、ドラムの畳み込むようなイントロ、そしてAメロのメロウなギターリフ、そして超ポジティブでコーラスワークが光りまくるサビ!
まさに1曲目に相応しい、最高の曲でライブはスタートしました。

そして2曲目は「8.6」。数字の曲が続きます。
この曲は1st「GRIP」でも2曲目のパンクロックナンバーで、イッソンの故郷の広島で8月6日に起きた事に対して歌った曲ですが、この曲もイントロのベースラインが最高にカッコよくて、ライブでは最高に盛り上がる曲です。
ここまでの流れは最高。

そしてブレイクを挟んで、3曲目は「SUN MYSELF」、
これまた大好きな曲ですね。この曲は歌詞が本当に好きです。

I Sat In Shade By Choice Stared At The Sunshine
Because I Want To Feel My Heart In That Place
I Sat In Shade By Choice Stared At The Sunshine
Because I Believe My Heart Will Get Hot There

好んで日陰に座り 日向をじっと眺めていた
そこで自分の熱を感じたいから
好んで日陰に座り 日向をじっと眺めていた
そこで熱くなれると信じているから

そして再始動後の曲を挟んで、5曲目はA SINGLE WORD、これまた懐かしい曲ですね。

MCではオーディエンスを弄ったり、越谷について弄ったりして、7歳くらいの女の子を見て、「これから大きくなると摩訶不思議なことがたくさんあると思うけど・・・」のMCに続くは摩訶不思議テーゼ!これまた大好きな曲です。
この曲は2本のギター、ベース、ドラムがマジで摩訶不思議な感じで融合しており美しいメロディを奏でる、本当に素晴らしい曲ですね。

そして新曲を挟んで、畳みかけるラスト。
まずTHE SUN AND THE MOON。これまた大好きな曲です。
高1に初めて聞いてから今も変わらず、メロウな気持ちにさせてくれる名曲ですね。夜に聞きたい曲です。

続くはメインヴォーカルがどんどんに変わって、NEW HORIZON
テッキンサイドで見ていたのでどんどんは遠かったですが、盛り上がりました。この曲のダブルヴォーカルは本当にカッコいいです。

そしてラストは90年代を代表する、シンガロングできるパンクロックアンセムWALKですね。
最前列でライブを見ており、下記のセットリストが視界にどうしても入ってしまい、最後の曲が英語4文字くらいだったのでWALKで終わるのは確信していましたが、見てなかったとしても予見できた様式美です。
今日のライブで最前列で見ていた僕と友人以外の数十人は、みんな人生でハスキンに支えられたエピソードを持っていると思いますが、そんな同志たちで「So Far, So Good」と叫べたのはかけがえのない体験ですね。


そして本編終了後もOiコールは鳴りやまず、再度ステージに上がったハスキン。
混沌とした世の中、色々大変だけど頑張って行こうぜ的なMCで、最後に演奏するはANCHOR!大好きな曲です!
僕が初めて聞いたハスキンの曲で、何度もこの曲を聞いて勇気を出し、支えられてきました。やはりこの曲は本当にメロウで、こみ上げるものがあります。
最高の曲でライブは終了。楽しかったです!

セットリスト

01. #4
02. 8.6
03. SUN MYSELF
04. TELL ME
05. A SINGLE WORD
06. 摩訶不思議テーゼ
07. FARAWAY FLOW
08. THE SUN AND THE MOON
09. NEW HORIZON
10. WALK

encore
01. ANCHOR


まとめ

デカいライブもいいですけど、この手のライブも久々にいいですね。
仕事を終えて、サクッとライブを見るという感覚も久しぶりで良かった。

もう40歳になりましたが、こうした日常は続けていきたいものですね!
次は6月9日のGLAYです!


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