見出し画像

#272 TV論11|HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP

HEY!HEY!HEY!が始まったのは調べてみると1994年10月、俺が小学5年生の頃でした(もっと前からやってた印象もありましたが)

確かこの頃はごっつええ感じも黄金期、浜ちゃんはドラマに出たり、歌を出したり、松ちゃんは本を出しては売れたりと、とにかくダウンタウンが天下をとっていた時代でした。

そんな時代の寵児・ダウンタウンが司会をする音楽番組。
これが外れるわけなく、めちゃクチャ盛り上がってました。みんな見てた気すらします。
とにかく最高に面白かったですね。


HEY!HEY!HEY!との出会い

覚えてないですが・・・とにかく、毎週月曜20時は、HEY!HEY!HEY!を見てましたね。

番組が始まってから割とすぐにH Jungleがブレイクしたタイミングあたりから毎週見てました。
当時僕はミスチルが好きだったので、浜ちゃん似でイジられていたミスチルのギターの田原さんが浜ちゃんの代わりに司会をやらせられたり
あとはなんと言っても布袋とかXとか、当時いい感じにイケていたアーティストが出演したのも良かった。

中学時代とか、マジで毎週見ていたと思います。
月曜の20時という時間も的確でしたね。
サッカーから帰ってきて、飯食って、風呂入って出たら多分20時とかだった気がしましたね。


HEY!HEY!HEY!の魅力

1.字幕テロップの破壊力

このテロップを入れる行為、HEY!HEY!HEY!が最初にやり出した記憶があります。
これは当時にしてみたら革命的だった記憶があります。
ただ、これには功罪もありまして、こうして「テロップを入れる箇所=笑えるポイントだぞお前ら!!」みたいな感じで、笑いがコントロールされる側面もあったような、なかったような・・・そんな気がします。


2.ダウンタウンの人気によるキャスティング

今考えると、これがすごかったですね。
まず民放には出ないだろというアーティストが、「ダウンタウンに会いたい」という理由でどんどん出たのは面白かった。

まずはSNAIL RAMP
TAKEMURAも手記を綴っていますが、やはりメロコア(スカコア)のアーティストが月曜20時全国放送に出演するのはかなりセンセーショナルでした。


KJもそうですね。
DAではなく、Steady&Co.での出演ですが、トークも面白かったです。
これは完全にKJが「ダウンタウンにあいたかったから」と言ってました。
KJはこの頃、若者の支持を圧倒的に集めていました。そんなKJが憧れるダウンタウン、その凄さが見えますね。


そして、なんと言ってもこの人でしょう。
テレビ嫌いのこのカリスマを出演させたあたりがHEY!HEY!HEY!が優れている所以です。


3.ダウンタウンが劇的に面白い

やはりこれに尽きるでしょう。
とにかく「アーティストいじり」が天下一品。どんなアーティストでも面白くする魔力をこの時期のダウンタウンは持っていました。

アイドルは小馬鹿にしたり、下ネタ言ったり笑
ジャニーズや若者もバカにし、ベテラン・大御所もバカにしたり・・・もうやりたい放題でした笑
今見てもダウンタウンの無敵感が伝わりますね。

ただ、過去の名作トーク集とかをみてると、やはり大御所の会のが笑える印象がありますね。
松山千春の回とか、メチャクチャ面白いです。


4.時代を創っていく番組

そして、このHEY!HEY!HEY!が始まって、ブイブイ言わせていた時期(1994〜1996年あたり)日本のシングル売上はとんでも無い音になっていました。これはむしろ、HEY!HEY!HEY!の影響で歌番組人気が高まり、CDの売上も増えていくというムーヴメントを起こしていたんですね。
まさにWOW WAR TONIGHTなんてまさにそうですよね。

この芸人+アーティストという番組構成は、TBSのうたばん(とんねるず)、NHKポップジャム(爆笑問題)、あとMステ(タモリ)も冷静に考えればその図式ですね。
とにかく、そんな感じで時代を確実に創っていましたし、アーティストの発掘もこの番組発でブレイクしたアーティストも多かった(それこそウルフルズとか)
改めてすごい時代でしたね。


HEY!HEY!HEY!で笑える動画集

とにかく、今見ても最高に面白いです。
何個か貼っておくので是非チェックしてみてください。


とにかく、そんな感じでまた復活して欲しい番組の1つですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?