見出し画像

#172 バンド論52|ウルフルズ

エレカシを紹介した流れで日本の大御所ロックを紹介するとなると、ウルフルズは外せないですね。

セールス的に不遇な時期を過ごし、ブレイクしてもブラックミュージックをベースとしたスタンスは変えず、とにかくゴキゲンでポジティブな名曲を作り続けた偉大なるバンド。
恐らくウルフルズ嫌いな人はいないでしょう。
それくらい愛されているバンド、ウルフルズの名曲を紹介します。


ウルフルズの名曲BEST10

10位 ガッツだぜ!

この曲が有名になったのは小学校終わりくらいだったでしょうか。
殿様に扮したトータス松本が「ガッツだぜ!」と叫び狂うこのPVのインパクトは強く、瞬く間にウルフルズはメジャーになりました。
CDが売れず苦悩するトータスがTKに相談し、「ダンスミュージックがいいじゃない?」とアドバイスをもらい、作ったら売れたという逸話もありますが、とにかくクソポジティブで踊れて歌える名曲。
我々の世代の人間は全員歌詞も見ないで歌えるでしょう。

そしてテクニック的な視点で見ると、何気にベースとかギターがカッコいいんですよね。


9位 コマソン No.1

これはいつだろう?中1か中2の頃ですね。
資生堂「ジェレイド」のタイアップ曲です。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったウルフルズはとにかくこの時期出てました。
そんな感じで終始ゴキゲンなアップテンポな曲です。

原曲は動画になかったのでCMを!


8位 あそぼう

中学校時代と記憶してますが、これもいいですね。
Aメロのメロディアスな展開が好きなんですけど、この曲で一番好きなのは「空を眺めたら雲が流れる」のあたりから「ドゥッ、ドゥドゥッ、ドゥドゥッ」のとこまでの部分。
とにかくメロディが最初から最後まで秀逸で、歌詞はイージーながら染みる曲です。


7位 かわいいひと

これもあそぼうと同時期くらいかしら?
これは息子が母親に向けて送った曲とのことですが、コーラスとかがすごく綺麗でいいですね。
この辺の時期はトータスの才能が爆発しています。


6位 いい女

そしてこの曲は初期の代表曲ですね。
結成当初からなかなか売れず、デビューの翌年に会社をクビになりそうになっていたとのことです笑
で、この曲はそんな1stアルバムに収録されている曲なんですが、とにかくメチャクチャどストレートなラブソングですね。タイトルの時点で秀逸ですが。
そしてこの曲のやはり素晴らしいところは歌詞。

お金より 見た目より 車より 心意気

こんなシンプルなラブソングは他にないですね。名曲です。


5位 きみだけを

これは2nd「すっとばす」の収録曲です。
僕はこのアルバム「すっとばす」をウルフルズブームが来ている際に購入したんですが、この曲が一番美しいと思い好んで聞いてましたね。

イントロのギターが綺麗で美しいんですが、一番泣けるのはサビのメロディですね。歌詞はシンプルなんですがメロディセンスに溢れる。
とにかく名曲すぎてコメントが難しいのですが、とてもメロウで良い曲です。


4位 借金大王

これもすごい好きでした。
きみだけをと同じく、2ndのすっとばすに収録されているんですけど、とにかくいい感じのロックンロールです。
SMAPの中居くんが灰原役だったナニワ金融道の主題歌でしたね。
とにかく友人の借金大王に「金を返せ!」と言っているだけの曲なんですけど、なかなか渋く深みがある。
人間性を心配し、許すけれど、その前に金を返せと言う構造もベタですが素晴らしいですね。


3位 それが答えだ

これも中2くらいだったでしょうか?すごく好きでしたね。
これはサビのメロディが好きでした。

借金大王然り、この辺の曲はユニコーンを彷彿とさせるメロディラインというか歌い方というかがあり、俺は当時もう解散してましたがユニコーンもすごく好きだったので、なんかその辺で感じるところはあったと思います。

今聞いても普通に素晴らしい曲ですね。


2位 ええねん

そしてこれでしょう!ええねんですよ!
これは大学入ってからだった記憶があります。

もうクソシンプルなロックンロールですね。
やはり関西弁には独特の言葉の力があり、この「ええねん」はやはり標準語では出せないグルーヴですね。「オッケー」とかそんな言葉が近いんでしょうけど、やはりええねんの言葉には勝てない。無骨ながらも愛があるようなそんな印象を僕はこの4文字から受け取りますね。

とにかくこの曲で久々にウルフルズもチャートを賑わせたと記憶していますが、本当にクソ盛り上がる名曲ですよね。
俺もカラオケで何回も歌った記憶があります。


1位 バンザイ ~好きでよかった~

今回初めてウルフルズの曲に関して振り返ってみましたが、やはりこの曲ですかね。
「ガッツだぜ」がスマッシュヒットして、かなりポジティブなダンスミュージック調の曲を歌う兄ちゃん達と思われていた印象や期待を全て無視して、出した次の曲は、どストレートなラブソングでした。

「イエーイ」でいきなり始まり、畳みかけるような愛の言葉が続くんですが終始目線が一人称で付き合っているかも不明で、惚れた女に一方的に気持ちを伝えているだけにも聞こえたりするんですが、それでも幸せなイキフンを感じますね。

久しぶりに聴きましたが、改めていい曲だと思いました。
結婚式とかで是非聴きたい曲ですね。


以上、そんな感じで振り返ってみましたがなかなかウルフルズも絞り切れないですね。
他にも好きな曲がいっぱいありました。
最高に売れなかった2ndシングルの「マカマカ BUN BUN BUN」とかもベースがカッコよくて好きだったりしますし笑

そしてこれを書くにあたり知りましたが、今ギターのウルフルケイスケが脱退していたようですが、また4人で活動してほしいですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?