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#073 バンド論26|DRAGON ASH

DRAGON ASH(以下DA)はブレイクした時が僕が中3〜高1の一番音楽に明け暮れていた時期であり、色々とあったものの絶えず活動していたので、本当に青春と共にあったバンドですね。
高1の頃はViva la Revolutionを聴き、高3の頃は"百合の咲く場所で"を聴き、大学1年生の頃はLife Goes OnやFantasistaを聴き、社会人になっても節目・節目で色々な曲が時代と共に記憶を駆け巡ります。

kjは昔も今も本当にカッコいいですね。
僕も潜在的にkjを意識して髭を伸ばしたりロン毛にしたりしてますが…本物には及ばないどころか「よく自分で言えたな」と今思っているくらいなので笑

ZEEBRAからのdisやメンバーの急逝(IKUZONE R.I.P)とか、kenkenのアホの離脱とか色々とあり、決して順当ではなく傷だらけの道のりを歩んできたバンドですが、耐えずにこの25年間カッコいい音を鳴らし続けてくれたDAに感謝!


DAの最高の曲BEST10

10位 DEEP IMPACT

初めて聞いたのは高校2年生の頃でしたが、あの頃のkjはカッコ良すぎました。帽子にヒゲ、B-BOYスタイル、しゃがれた声、悪そうなイキフン(雰囲気)、そして圧倒的なカリスマ性。我々の世代の理想がそこにありました。
そしてこの曲は大ヒット曲・grateful daysの次にリリースされたんですけど、あれだけヒットした曲の後にこんな感じのヘヴィーな曲を持ってくる攻めの姿勢がいいです。

この曲は冒頭の「Hey,Yo Motherfucker」の時点でカッコいいんですけど、イントロのIKUZONEのベースも相当かっこいいですね。カンフー道着でブリブリしたベースを弾くPVは何度も見ました。

まとめると「いよいよ壁は無くなるぞ」って感じですね。
しかしこれを22歳くらいで歌っていたのがすごい。


9位 RUN TO THE SUN

この曲は2012年のAIR JAMで聞いて「めっちゃEE JUMP(いいじゃん)!」と思った記憶があります。

まず冒頭の「走らせてくれ」のところのAメロもいいんですが、Bメロもよくて、そしてサビがメロディアスでメロウで泣ける。ドラムのリズムも終始◎です。
この曲がIKUZONEが参加した最後の曲だったと記憶してますが、まさにそんな感じの歌詞で染みますね。PVでも途中途中でIKUZONEが使用していた赤青のベースが出てきて泣けます。
全体を通してメチャクチャカッコよくて、もっと有名でおかしくないシングル曲です。


8位 DON’T WORRY ‘BOUT ME

DAはいつの時代も思い入れがありまして、ブレイク前の初期は初期ですごい好きです(既にこの時点で相当完成されてますが)
「The Day Dragged On」「Public Garden」「Mustang」「Buzz Songs」とか、未だに聞いたら高校時代を思い出しますね。

この曲は高校時代から認識してましたが、一番グッときたのは大学入ってからですかね。友達のロビンがよくカラオケでこの曲を歌っていたので。

この前の曲のCool boardersもいいんですけど、そこから繋がる感じで曲が展開し、ゆったり進んでBメロで盛り上がり、そのまま何故か歌詞が無いサビに行く展開が◎。カッコいいです。
(ちなみにどこかのカラオケには歌詞が掲載されていて「I Say YA YA YA」みたいな感じで書いてました)

学生時代にタイムスリップする名曲です。


7位 DRUGS CAN’T KILL TEENS

これは高1の頃だったねえ。
この頃、僕はまだDAに関してはそんなに知らない状態で、「ヒップホップをする兄ちゃん」的な印象でいて、メロコア的な音楽とは対極な人たちと思っていだけに、どのタイミングか忘れたけど初めてこの曲を聴いた時は衝撃でしたね。
名盤「Viva La Revolution」はこの曲があってグッと幅の広さ、奥行きの深さを示し、多くのファンを獲得できたのでは無いでしょうか、と謎に上から目線で言ってしまいますが、この曲は「英語で早くてメロディアス」と、当時の僕が求めるものは全部入っていた気がします。

「ドラッグでは10代を殺すことはできない」
あまり深く、歌詞を見たことはなかったりするのですが、名曲です。


6位 LIFE GOES ON

この曲は…もう思い出補正がだいぶ入ってますね。
この曲がリリースされたのは高校卒業〜大学卒業の時期と記憶してます。そしてこの曲はJ-PHONE(懐かしい!)のCMのタイアップだった記憶があります。

曲自体も普通にいい曲なんですが、やっぱこの曲は大学時代に合コンで結構みんな歌っていた記憶がありますね笑
「知名度があり、歌えてたらカッコよくてちょっとモテそう」みたいな感じで、当時のカラオケを伴うコンパにおいて我々の界隈では95%くらいの確率でみんな歌ってましたね笑
「うわ、先に歌われた!」みたいな笑

とにかくピースな曲ですね。
RISING SUN 2002でDAはTOPバッターだったんですが、最後がこの曲ですごくピースでした。


5位 Viva la Revolution

この曲は、アルバムで聴いてた時は「いい曲だな」と言う位でそこまで特別な曲でもなかったりしたんですが、AIR JAM 2012で聞いた時が最高過ぎて、とにかくそれが最高に印象に残ってます。

AIR JAM2012のベストアクトはDAだったと思っているんですけど、kjが「俺たちの世代にとってAIR JAMは特別なイベントで…1曲歌わせてください」とハイスタのカバーのENDLESS TRIPを歌って最高に盛り上がり、その後さらに畳みかけるように「百合の咲く場所で」「Fantasista」と言う展開で、ラストに持ってきたのがこの曲!ラストに相応しすぎる!マジで最高でした。

とにかく、そんな感じの曲です。BOTSのリミックスのパンクバージョンのもカッコいいっすよ。


4位 BRING IT

これもいいんですよ。
これは本当にミクスチャーロックの手本のような曲です。本当に素晴らしい。
俺が結構真剣にバンドをやっていた時に、この曲を聞いて「あー、俺が作りたい曲はこんな感じの曲だった」と思わず、謎に同じ土俵に立っている目線ですが思った記憶がありましたね笑

ライブでは前述のRISING SUN 2002とAIR JAM 2012で聞いてますが、やっぱ毎回上がりますね。名曲です。


3位 百合の咲く場所で

この曲は高3の頃ですね。
上で紹介したBRING ITと同じく、LILY OF DA VALLEYに収録されている曲なんですが、高3の頃に溜まり場だった山ちゃんの家で毎日このアルバムがヘヴィーローテーションされていて、そこで初めて聞いた記憶があります。
初めて聞いた時に「なんて美しい曲だ…」と感銘を受けたものでした。

もう僕の好きな要素が全て詰まっている曲ですね。
Aメロはゆっくりとした中で歌詞が染みるんですが、とにかく焦らして爆発するサビ!サビは激しさも歌詞もメロディも素晴らしい。100点満点!
その後の再度「静」のパートを挟んで、そこから暴れ狂うサビ。

上でも書いてますが、AIR JAM2012でENDLESS TRIPが終わった後にこの曲のイントロが流れた時はマジで会場中から「ウオォォォォーッ!」って怒号が上がってました。

DAを代表する名曲です。


2位 VELVET TOUCH

これは本当に大好きです。未だににカラオケで歌いますし、僕がDAでカラオケで一番歌った曲と言っても過言では無いでしょう。
そしてこの曲をハモれる猛者とカラオケに行くと、この曲の魅力は1+1=∞となります。

元々EURO2008か何かの主題歌で、サッカーに因んだ曲ですね。
その頃リアルタイムではそうでもなかったんですが、この時期に2〜3ヶ月に1回、大学時代を過ごした関西に車で遊びに行ってたんです。
その時に車を出してくれた相棒の兄弟が、よく車の中でこの曲を流しており、それで一気に好きになりましたね。

ライブでは聞いたことがないから是非聞いてみたい。
最初から最後まで歌うと思います笑


1位 Fantasista

そして1位はこれしかないでしょう。
僕らの世代はみんなこの曲に何かしらの影響を受けています。

LIFE GOES ONと同時期だったのと、高校の冬休みにカラオケで歌っていた記憶があるので2002年の2月とかそれくらいにリリースされた曲ですが、20年間日本のミクスチャーソングで最も知名度の高い曲として君臨していますね。

奇しくも2位のVelvet Touchと共通ですが、この曲はやっぱり2002日韓W杯のテーマソングであり、そっちはそっちで思い入れもだいぶあったので、セットで印象に残っています。

ライブでも毎回聞いてると思いますが、やっぱり毎回上がりますね。
もうこの曲で上がらない方が無理でしょう。

カラオケでも「飛び跳ねろぉぉ!」とか「腹の底から声上げろぉぉ!」とか思わずエキサイトして言ってしまいますね笑

最高の曲です。


DAは本当に難しかった。
結果王道が多くなってしまいましたが、他にもこれらの曲を書きたかった!
「天使ノロック」「Siva」「RealismⅡ」「Ability→Normal」「One Way」「Fever」「陽はまたのぼりくり返す」「Under Age's Song」「Iceman」「Just I'll Say」「Freedom Of Expression」「Grateful Days」「Glory」「Los Lobos」「運命共同体」「Ambitious」「The Show Must Go On」etc…
まだまだ書ける!書きたい!

とにかくこれからも聴き続けるでしょう。

そんな感じでロックだったりハードなのが続いていたのでちょっと趣向を変えて、次は「ゆず」で!

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