#522 雑誌論⑨|週刊少年チャンピオン +α
ここ数回の雑誌論で、ジャンプ、マガジン、サンデーを紹介してきましたが、となると次はチャンピオンを紹介しないわけにはいかんでしょう。
やはり当時、少年漫画界はジャンプとマガジンの2強でした。
BOOWYで例えるならジャンプが氷室、マガジンが布袋と言った所ではありますが、松井恒松もいいベースを弾きますし、高橋まことも最近Xでおかしいですがタイトなドラムを叩きますので、支持はありました。
故に、サンデーが松井と置くと、チャンピオンは高橋まことでしょう。
ブルーハーツで例えるならば(略
週刊少年チャンピオンとは?
1969年に刊行されたのでジャンプとほぼ同期です。
新人作家中心だったジャンプに対し、手塚治虫やさいとうたかをというスーパー・ビッグ・ネームを揃え、1977年辺りは天下を取っていたようですが…
80年代に入ると失速し、それ以降はジャンプやマガジン、サンデーに続く形となってしまっております、が!
それでも「刃牙」「浦安」などのヒット作も多数輩出しており、日本を代表する漫画雑誌と言っても過言では無いでしょう。
ジャンルも定番ものから、スポ根、ヤンキー、格闘、ギャグなど幅広く、私の人生においても影響を与えた漫画も多数存在します。
少年チャンピオンの読んでおきたい10冊
10位 ドカベン
この漫画は外せないでしょう。
野球漫画界の「キャプテン翼」的存在と僕は理解しています。
ベースは野球にしても、そこからの超人技が繰り広げられ、とにかく突っ込むのは野暮と言った所ですね。
大学時代にアニメで再放送が流れていて、何も考えずに見ていた気がしますが、やはり岩鬼が好きですね。
9位 キューティーハニー
あげておきながら、ほとんど知らなかったりします笑
僕らの世代では永井豪先生はもう最前線にはいなかったので、デビルマン然りキューティーハニー然り、一部のコアな人間が知る存在であり、キューティーハニーを知ったのはサトエリがやっていた実写版ですね。
あの倖田來未のカヴァーもかなり熱かったですね。
当時みんなで食い入るように見ていた記憶があります笑
8位 がきデカ
これは実は読んだことないんですけど笑
その存在自体が有名ですね。「死刑!」というやつですし、当時のブラック・ジャックとか、こち亀とかもそうだったと思うんですけど、とにかく色々な所で愛されて、使われているので印象に残っています。
ただ、一回も読んだことが無いので何も書けないという笑
7位 ORANGE
これは昔一気に読みましたが…内容はほぼ覚えてないです!「オーレ」の作者の漫画ですね。
J2のチームがリーグ優勝して昇格する話で、主人公のエースがムサシ、ゲームメーカーがコジローという分かりやすい展開でした。
この女の子がオーナーの娘?とかで、惚れたこの娘の為にサッカーやるという分かりやすい展開でしたね。
6位 ANGEL VOICE
そしてこれはサッカー版ROOKIESといっても過言では無いでしょう。これも一気に全部読みましたね…
いきなり最終戦のハーフタイムで始まって、1話目からその場面に向かう展開は非常に良かったですし、ANGEL VOICEの由来もいい感じでした。
DFの三井寿みたいなやつが好きでしたね。
5位 浦安鉄筋家族
そしてチャンピオンと言えばこの漫画が一番有名かも知れません。
当時爆発的な人気を誇り、TBS「ワンダフル」でもアニメ放送され、主題歌はこの人達でしたね。
初期の初期しか読んでないですけど、花丸木君とか良かったですね。
あと土井津仁。そして国会議員。
4位 WORST
週刊少年チャンピオンだけではネタがつきてしまったので…禁じ手とは思っていますが「月刊」の漫画を持ってきてしまいました。
そんな感じでWORSTは欠かせないでしょう。
クローズはリアルタイムでは読めませんでしたが、WORSTはリアルタイムで読みました。
WORSTももちろん面白かったですが、やっぱクローズの方が好きですね。
やはりクローズとの差は、春道と花の差でしょう。
あとは武装戦線がカッコよすぎて、主人公チームがちょっと霞むのが原因です笑
E.M.O.Dも良かったですが、やっぱ鈴蘭の陰が薄かった。それがクローズと比較した際の敗因です。
3位 グラップラー刃牙
そして今もなおチャンピオンを牽引する、この漫画も外せませんね。
最近は全く読んでいないですが、グラップラー刃牙~バキまでは読んでます。
そしてベタですが、柴千春とか、花山薫とかその辺が好きです。
ピクルとかその辺から読んでないですね…
あと「SAGA」も読んでないです笑
2位 クローズ
クローズは以前も紹介してますが、やはり面白かったです。
本当に面白いのは後半くらいからですし、展開的にはWORSTの方が面白いんですが、やはりキャラクターに華があるクローズの方が個人的には思い入れは強いですね。
1位 ブラック・ジャック
そしてチャンピオンと言ったらこの漫画でしょう。
初めて読んだのは小学生か中学生か忘れましたが、文庫を全巻揃えたのは大学に入ってからでしたね。メチャクチャ面白いです。
手塚治虫で一番好きなのは、やっぱブラック・ジャックですね。
もう設定がメチャクチャ面白いですよね。
天才的な腕を持つ無免許意思で、悪い奴からは莫大な治療代を要求するが、弱いものからはほとんど治療代を受け取らず、母親を苦しめた奴らへの復讐を目的とする辺りが秀逸。最高。
これをもっと角度を変えて読んでいたら、医者を目指していたかも知れないと思わせる位の名作です。
今度ゆっくり漫画論でも語りたいですね。
まとめ
そんな感じで思ったより書けなかったですが…笑
これからも4番手の地位で、トップを脅かす存在に期待ですね!
そんな感じの雑誌論、次は何を書きましょうかね・・・
サッカーダイジェスト辺りかなと思いつつ、考えます!以上!
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