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#217 バンド論65|鈴木 あみ

パンク系のアーティストの紹介が続いていたので気分一新、ゴリゴリのJ-POPを紹介しましょう。今回はアミーゴのニックネームで愛されたアーティスト鈴木あみを紹介します。

鈴木あみのデビューは98年、僕が多感な中学3年の頃でした。
この頃の僕は色々な音楽を聴いており、ハイスタ、LUNA SEA、黒夢とかが基本線でありつつ、しっかりこうしたJ-POPもチェックする音楽小僧でした。

で、アミーゴはASAYANでデビューしたのですが、モー娘。の項で触れたように我が郷土ではテレ東が放映されず、そのプロセスを一切知らずいきなりデビューシングルを見て「誰だ、この可愛いチャンネーは!」と衝撃を受けたものでした。

アミーゴはとにかく可愛かった。
僕はショートヘアーの女性にはあまり惹かれないのですが、流石にアミーゴは別格。ill-bosstinoのリリックを借りるとすれば「ベッカムのように別格」でした。
しかしながら心無い連中から「可愛いけど、歌はイマイチ」という意見も少なからずありましたが・・・ルックスと曲のクオリティがあれば、歌唱力なんてどうでもいいんです!

周りにもアミーゴ優秀論を唱える友人は多かったです。
僕の友達がアミーゴのカレンダーを買った時は「うわ、お前、気持ち悪いな!」とか言いつつ、ちょっと羨ましかった記憶がありますね笑


鈴木あみの思い入れのある曲ベスト10

10位 all night long

正直そんなにこの曲に思い入れはないんですけど笑
この曲は3rdシングルにして、メロウな1stと2ndと一銭を画したゴリゴリのダンスミュージックですね、
タイトルがオール・ナイト・ロング(一晩中)で、サビの歌詞も「I NEED YOUR LOVE」という、なかなかオマセな曲です。


9位  Delightful

これはすったもんだあって芸能界を干されていたアミーゴが復帰した一段目のシングルだったので覚えてます。俺は大学時代だったでしょうか?
なかなかいい感じの曲で「完全復活か?」と僕も思ったものでした。
それにしてもあの干された問題、深くは把握してませんが時代の寵児でもあったアミーゴが一瞬で奈落に落ちるという悲劇。
レコード会社と家庭は同じ方向を向いていないといけないんですね。


8位 Happy New Millenium

この1999年 → 2000年に変わる、1000年に一度の意味を持つミレニアム。
この時期はミレニアムの活用がやたらと多かったですが、前回の999年→ 1000年というミレニアムの瞬間を経験したのが藤原道長とかの時代ですから、この時期に生きれた我々はラッキーだったので、そりゃ騒ぐって話ですよね笑
曲の思い出はあんまないです笑


7位 alone in my room

2ndシングルです。
アローン・イン・マイ・ルーム(部屋に一人)。すなわち「彼氏、欲し〜っ!!」って曲ですね。
初めて聞いた時は抑揚がない曲だなと思ったものでしたが、久々に聞いてもそんな印象でしたね笑
ただ、途中のイントロが素晴らしい。さすがTKです。


6位 THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY

この辺も覚えてますね、高2くらいだったかな?
ショートカットになってまた可愛くなった記憶がありました。
そしてこの曲のサビをきいた当時の女友達(ボイトレとかやってる本格思考の子)が、「このサビ(の歌唱力)は流石にどーだろう・・・」と言っていたのを思い出しましたね笑


5位 明日、あつく、もっと、つよく

これは隠れた名曲ですよ。
これは1stの「love the island」のc/wで、どっちをシングルのA面にするかという議論があったというのも頷ける名曲ですね。
これは1stアルバムにしてベストアルバムとも呼ばれたモンスターアルバム「SA」にも収録されております。


4位 silent stream

これは6thシングル「Don't Leave me Behind」のc/wで確か両A面だったんですが、メッチャメロウで染みる曲です。
小室サウンドが爆発し、とにかくタイトルの通りの懐かしい情景が浮かぶ名曲ですね。
正直、1stのlove the island以降は微妙なシングル曲が並んでいるんですけど、この曲でグッと来た記憶がありますね。


3位 Don't Leave Me Behind

そして4位の「silent〜」の表題曲がこちらのDon't Leave Me Behindです。
これはイントロのピアノの時点で名曲を予感させるのですが、そのまま最後まで名曲ですね。
一番いいのはBメロの最後に「強く・な・れ・る」という語りがあるんですが、ライブバージョンではしっかりとオーディエンスがシンガロングしており、なかなか熱いです笑


2位 BE TOGETHER

そしてこれでしょう!アミーゴのシングルで一番ヒットしたのはこの曲らしいですね。
1999年、高1の夏はLOVEマシーンかこの曲かBOYS&GIRLSが流れまくってました。
この曲はTM Networkのカヴァーだったらしいのですが、恐らく我々の世代はみんなそんな裏情報は知らず、「アミーゴの新曲、なまらいいっしょや!」的な感じで無駄に誇張した北海道弁を使ってみましたが、みんな結構好きだったんじゃないですかね。オケカラでも女子が歌っていた記憶がありますね。
PVも可愛いし、曲も乗れるし、100点満点!


1位 love the island

そしてやはりこの曲でしょう。
デビューシングルにして、最高の曲。love the islandです。
愛の島という意味ですが、解釈が深いですよね。まさか渡鹿野島とかの類の島の話ではないとは思いたいですが、旅での恋とかそんな感じですかね。

この曲は中3の夏の終わりくらいだった記憶がありますが、とにかくすげーいい曲で、染みまくりまクリスティーでした。
イントロからいきなり始まるサビ、そしてサビ2回目の「あなたを思い」の「い」がいいんですね。

この曲を初めてきいた1998年の夏、どこかに旅行とか行った記憶ないんですけど、なぜかこの曲を聴いたらそんな時期を思い出す・・・名曲です。


以上、そんな感じで振り返ってみましたが、やはり今聞いても古臭さを感じないですね。
J-POPを振り返るの楽しいので、ちょっと次回も続けます。

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