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#672 ゲーム論32|カトちゃんケンちゃん

ゲーム論、プレステに行きかけましたが、まだまだ過去に紹介したものを掘り下げていきましょう。
以前に「PCエンジンのゲーム編」ということでオムニバス形式で紹介した、カトちゃんケンちゃんを単独でフォーカスさせていただきます。


カトちゃんケンちゃんとは?

1986年から放送開始し、爆発的に大ヒットしていたTV番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の世界から抜け出してきたゲームです。

僕はこの番組は流石に子供過ぎてほとんど覚えてないですけど、「土曜の20時からやっていた」「視聴者からのビデオ投稿があった」「エンディングで転がる大きな岩からカトちゃんとケンちゃんが逃げ回っていた」というキ億しかないですね。時代的に若干「だいじょうぶだぁ」と混合して覚えているのもあるかもですが・・・

で、そんな感じでカトちゃんケンちゃん人気はハンパなく、全盛期のダウンタウン、最近だと千鳥とかですかね?それくらいのパワーはあったので、ゲームになるべくしてなった感はありますね。


カトちゃんケンちゃんの魅力

僕が人生で初めてプレイしたゲームです。

当時親父がなぜかPCエンジンを入手してきて、ビックリマンワールドとこのカトちゃんケンちゃんがありました。
とにかくクソ難しく、最後までクリアできないで終わった記憶があります。
親父の方が多分得意だったんですが、奴も最後まではいけてなかったのではないでしょうか?
とにかくゲーム初心者がやるには難易度が高いゲームでした。

あまり覚えてないのですが、下記のようなルールがありました。


1. まずカトちゃんかケンちゃんを選ぶ

キャラクターセレクトで、カトちゃんかケンちゃんかを選びます。
これはマリオとルイージをセレクトする世界観に近いと思っておりますが、このカトちゃんとケンちゃんには決定的な差があり、ケンちゃんの方が足が速いんです。なので、ゲーム未体験の方は「だったらケンちゃんの方がいいだろう」と思うと思うのですが・・・

このゲームは所ロックマンと同じようなレギュレーションで基本的に体力ゲージが減ったら死ぬんですが「穴に落ちたら一発アウト」「焚火にふれたら一発アウト」などの即死条件が何個かあり、足場が凄く狭かったり、急に止まれなかったりするので足が速いことがデメリットにしかならないんです。
故に初心者はカトちゃんをセレクトしていましたね。


2. 選ばなかったキャラクターが邪魔をする

そして、カトちゃんを選んだ場合・・・選ばれなかったケンちゃんが拗ねて邪魔をしにきます笑
随所でちょっとしたアドバイスをくれてりもするんですが、純粋にダメージを与えてきたり、邪魔をしたり、とにかく鬱陶しいですね笑


3. ステージは1面から6面まであり、ステージは4つ

1-1で始まり、1-2、1-3、1-4にはボスがいて、ボスを倒したら2-1、2-2と続いていく感じで、この辺はマリオから丸パ…インスパイアを受けたレギュレーションになっておりますね。
で、面の途中に「ワープ」できるバネがあったりしまして、そのバネもマリオからイン(略)


4. 秀逸なオリジナルルール

座ったらオナラガ出て、オナラじゃなければ倒せないキャラがいたり、ポテトを食べるとオナラの飛距離が伸びるというアホ機能があったりしますが、なかなか秀逸なギミックですよね笑


カトちゃんケンちゃんのトラウマBEST10

とにかく難易度が高かったので、トラウマは多いです。
そして部分的にしか覚えてなかったりもするんですが、ちょっとトラウマBEST10を振り返ってみましょう。


10位 ケンちゃん

本来味方のはずなんですが、まぁ邪魔でしたね笑
このゲームの影響で、とにかくイタズラ好きで意地悪するオジサンという印象が大分強くなってしまいました。


9位 黒服

黒服は黒スーツにグラサンで、帝愛グループの社員みたいな感じなんですが、まぁ大した怖い敵では無いですね。
追っかけてきたりされるくらいですね。


8位 コハッシー

恐竜の敵キャラなんですが、ちょっとフォルムが怖くて登場した時ビックリしたものでした。


7位 ハッシー

そして大人のハッシーは穴から首を出して登場し、行く手を阻む敵キャラなのですが、オナラが有効です笑


6位 焚火

焚火はふれるだけで即死するアトミックパワーを持った障害物です。
故に、ケンちゃんだと足が滑って焚火に触れてジエンド、が多かったですね。


5位 海

うろ覚えですが、3面あたりの海は結構難易度高かった記憶があります。
この辺で突破が相当苦戦した記憶がありますね。


4位 地下道の細い足場

地下道は落ちたら即死の穴が多いんですが、足場がクソ細くてピンポイントで着地しないと落ちて死ぬ足場がいっぱいあるんです。
カトちゃんでも結構落ちて死んでしまったので、ケンちゃんだったらクリアできる気がしなかったですね。


3位 カギ

そしてこのゲームがなかなかデスなのは、1-3とか2-3とかのステージ3でカギを入手しなければ、1-4とか2-4のステージ4で先に進めないんです。
先に進めずバネで(確か)1-3のスタートから戻らなければならないのはなかなかしんどかったですね。


2位 夜のお墓

人魂みたいな敵も出てきたり、なんとなく怖かった記憶がありますね。
まぁ現実だともっと怖いでしょうが…


1位 スタートに戻るバネ

先のステージにワープできる、マリオで言う土管だったり笛だったりする「バネ」が隠し要素で随所に出てくるというのは前述の通りですが、どこのステージか忘れましたが、1-1に戻るという地獄のようなバネがありました笑
もうやる気失せて、しばらく呆然としてしまうそんなデス・スプリングがあって、大分トラウマになった記憶がありますね・・・


まとめ

そんな感じで今からこのゲームをやすのは相当頑張んなきゃできないですが、やはり今考えてもかなり難解なゲームだった記憶がありますね。
とにかく懐かしい、そんなゲームでした。

PCエンジン他にも振り返ってみます!


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