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#338 映画論⑧|ナチュラル・ボーン・キラーズ

これも大好きな映画です。
過去に紹介した「トレインスポッティング」「時計じかけのオレンジ」に続き、学生時代の僕にかなり影響を与えてくれたイケてる映画です。



ナチュラルボーンキラーズ あらすじ

簡単に紹介すると「夫婦が人を殺しまくる」と言う内容に集約されるのですが・・・もう少し詳しく説明しましょう。

主人公のミッキーは肉屋さんで働く青年ですが、過去に虐待を受けていて破壊衝動に溢れています。
で、配送中に、物憂げな表情の娘さんがいました。その娘はマロリー。
彼女もまた父親から性的虐待を受けており、苦しんでいるんです。
ミッキーとマロリーは恋に落ち、一回ミッキーが捕まったりするんですが、脱走してマロリーの父親を殺し、2人で愛の逃避行を続けます。

で、その道中で人を殺す、殺す、殺す!
殺す、殺す、殺す!殺人ロードムービーです。


そんな極悪サイコキラー夫婦のミッキーとマロリーは、とにかくド派手なので、彼らに憧れるフォロワーが生まれてしまうんです。
で、そんなミッキー&マロリーを捕まえたい警察、そして取り上げたいジャーナリストなどが群がります。

で、この2人はひょんなことから警察に捕まってしまうんです。
で、刑務所でも大暴れする・・・そんなバイオレンス・ムービーです。

下記の動画はネタバレ注意!


ナチュラルボーンキラーズ との出会い

この映画との出会いは・・・なかなかカオスティックなんですけど、高校1年生の頃に割と好きだった担任教師と、サシで色々話す機会があったんです。
で、その担任が結構映画好きで、僕も同年代にしては割と見ている方だったんでエキサイトしたと思うんですが、「ボルケーノ」とか「ラストマンスタンディング」とか好きな映画を紹介してくれたんですが、その中の1つがこの「ナチュラルボーンキラーズ」でした。

絶対教師が生徒に紹介する映画じゃないですよね笑
(まぁそれを言うとラストマンスタンディングもですが笑)


ナチュラルボーンキラーズの魅力

1. 鬼才・オリバー・ストーン監督の作品

プラトーン」や「ウォール街」で有名なモンスター監督のオリバー・ストーン監督がまとめた作品なんですが、とにかくイケてる監督だけあり、この映画をブラッシュアップしてくれたといっても過言ではないでしょう。

で、多分「ナチュラル・ボーン・***」というワードは、この映画から波及したのではないでしょうか。
それ位、影響力が多い作品なんですね。


2.リズミカルな展開

とにかくストーリーの進捗が早いのが本作の魅力ですね。
トータルで何人死ぬか分からないですが、とにかく話の展開が早いのがいいです。

そしてそういえば調べてて知ったんですけど、この映画公開後に、この映画に触発された夫婦が殺人事件を起こしたらしく・・・
影響力の高さが垣間見えますね。


3.夫婦の「愛」を感じさせる内容

殺人という行為を通じてですが、この夫婦の間には嘘偽りはなく、人々を殺すことでお互いを認め合い、愛し合う関係性なんです。
その愛は純粋だったりするんですが・・・とにかく人を殺すなって話ですね笑


まとめ

意外と書くことがなかった笑

そんな感じで、まぁとにかく見て欲しいですね。



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