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#296 バンド論77|eastern youth

このバンドはなかなか思い入れの強いバンドです。
eastern youth(イースタンユース)、おそらくロックに興味がある人なら一度はこの名前を聞いたことがあるでしょう。
Emotional Hardcore(エモコア)というジャンルの第一人者といっても、エモコア=イースタンユースと言っても過言ではありません。


eastern youthとは?

その活動履歴は長く、ヴォーカル・ギターの吉野寿を中心に北海道で結成された、そう私にとって同郷のバンドなのです(もっというと吉野さんは帯広出身なのでかなり親近感もある)
昔はハードコアバンドだったようですが、徐々に歌詞に日本語にシフトチェンジしましたが、その詩の世界観、奥深さ、日本語の巧みな言葉遣いで、日本語ロックの最高峰の位置にいるバンドこそ、このイースタンユースと言っても過言では無いでしょう。

そんな感じで結成以降、同郷の同じメンバーでずっと活躍していたのですが、少し前にベースが脱退し、新メンバーとして女性ベーシストが加入して活動を継続しているようですね。


eastern youthとの出会い

同級だったからか、当時ブレイクしていたか覚えていませんが、中3の頃には存在を認識していた気がします。
そして高1の頃、「雲射抜ヶ声」がリリースされ、GEOとかで借りて聞いたんですが、その時はあまり琴線に触れず・・・まだ早かったんですね。
流石に「風ノ中」はカッコいいと思ったんですが、もっとメロディアスだったり、もっとパンクだったりするのが好きだったんでしょう。

で、そこから聞いてなかったんですけど、高3の頃に仲良かった奴がイースタンユースが好きで、これめっちゃいいよと紹介してくれたのが「夏の日の午後」だったんですけど、それでハマりましたね。
その後に「たとえば、僕が死んだら」もそいつに教えてもらい、それくらいの時に改めて「雲射抜ヶ声」を聴き、リアルタイムで「感受性〜」を聞きと、そんな感じで、すごい激的にハマったり、ライブに行ったりしたことはなかったですが、絶えずずっと聞いてましたね。




eastern youthの感情を揺さぶられる曲BEST10

10位 雨曝しなら濡れるがいいさ

これは「雲射抜ヶ声」の6曲目で、シングルでもリリースされた曲ですね。
とにかくポップなメロディで、歌詞も可愛く、吉野さんのヴォーカルも可愛い、プリティな曲ですね。割と入門編に良い曲ではないでしょうか。
僕はサビの「静かに揺れるだろう」が終わってからのドドドドド、オイ!のところが好きです。


9位 男子畢生危機一髪

この曲は初期の代表曲ですね。ライブで盛り上がる曲です。
イントロからいい感じに盛り上がりますが、Aメロもサビも盛り上がり、終始ご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
ライブで聞けたら楽しいですね。


8位 静寂が燃える

この曲は僕が高校3年生の頃にリリースされた「感受性応答セヨ」というアルバムに収録されている1曲ですが、とにかくタイトルがカッコいいですよね。
とにかくサビの「誰か私を知らないか?」が熱い。まさに静寂が燃えています。名曲ですね。


7位 小さな友人

これは僕が初めて聞いたeastern youthのアルバム「雲射抜ヶ声」の2曲目なので、初めてeastern youthで聞いた曲と言っても過言ではないですね(2曲目ですが)
結局、小さな友人がなんなのかよく分からなかった記憶がありますが、この曲もメロディアスで、可愛らしい曲ですね。


6位 街の底

この曲は割と最近の曲ですが、メチャクチャかっこいいですね。ライブなどでも重宝されているようです。
とにかく吉野さんのラップのような言葉の波、そして刺さる詩、そして叫び。街で多くの人が生きていることを実感させる曲です。
多分誰が聞いてもかっこいいと思う、そんな曲だと思います。


5位 たとえば 僕が死んだら

この曲は森田童子のカヴァー曲ですが、eastern youthバージョンも有名ですね。
原曲が相当名曲で、野島伸司に愛されてドラマ「人間・失格」のサブタイトルにまでなった曲ですが、もうカヴァーのセンスが抜群です。
良いカヴァーは、オリジナルもカヴァーもどっちも相乗効果で良くなるんですよね。
僕はこの曲では「寂しい時は僕の好きな〜」の後の一瞬間奏になるベースラインが一番好きですね。


4位 踵鳴る

この曲は最初から最後までかっこいいです。
eastern youthの曲は、それこそBRAHMANのような静と動、そこが魅力だったりするんですが、この曲は最初から最後まで攻撃的で、その勢いが抜群にかっこいいです。
「解答(こたえ)は知らない(ねえ)」ってところがやっぱ一番好きですね。
最初はタイトル読めなかったですね笑


3位 夜明けの歌

この曲もすげー好きです。
僕は勝手に、この曲はブルーハーツの夕暮れから繋がる曲と思っており、日が暮れて、夜が来て、そして夜が沈み、日が昇る同一の世界線と思ってます。
優しくメロウなイントロと、優しい吉野さんのボーカルで始まり、メロウな気持ちのままサビに突入するんですが、本当に不思議な世界観に誘ってくれる曲で、フワフワしながら聴ける曲ですね。
名曲です。


2位 風ノ中

そしてこれですね。
もうeastern youthの魅力が、かっこよさが全部凝縮された曲と言っても過言ではありません。
イントロのギターから、Aメロのドラム〜ギターのミュート、Bメロからサビ、そして間奏のベースラインなど、見せ場が多くカッコいいんですが、やはりこの曲が一番最高にメチャクチャかっこいいのは、最後のクソ盛り上がる間奏を経て、「響き渡る数多の夢」で入り、最後のサビの部分。
1番と2番は「風の〜おとっ」って感じですが、ラスサビは「風の〜ぬぁくわぁぁぁぁぁ〜〜っっっ!!!!」って叫ぶのがクソかっこいい!!!


1位 夏の日の午後

そして1位はベタですが・・・これしかないでしょう。
やはりこの曲は完璧です。

まずイントロ、このグルーヴ感はかなりエグいのですが、中でもやはりここのベースラインがメチャクチャカッコいいですね。
Aメロの「神様あなたは」の部分も良いですし、サビ前の「デデ、デデ、デデ、デデ」の部分も盛り上がるし、サビもキャッチーで良いですね。完璧です。


まとめ

いつかライブで1度みてみたいですね・・・
ちょっと前にアラバキに出ていたみたいで、それを見に行った同僚に自慢されましたので・・・笑

これからもずっと活動して欲しいバンドですね。

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