#162 蹴球論15｜ 2022年 カタールW杯 日本 vs コスタリカ
日本代表、コスタリカに敗退！やられました！
もうドイツへの劇的逆転劇と、スペインに0-7で敗戦したコスタリカということで、メディアも世論も（俺も）完全に日本が「勝てる」グルーヴでいましたが、W杯は甘くありませんでした。
冷静に考えれば98フランスの時のジャマイカ、06ドイツのオーストラリア、14ブラジルのコートジボアールとかも、勝ち点を計算する、「勝てる」エアーが漂ってましたが、そういう相手に負けてきていた事をちょっと忘れてしまっていましたね。迂闊でした。
WEBを開くと手のひらを返す（厳密には戻す）かのような采配批判も飛び交ってますが・・・まぁ終わってしまったことは仕方ないですね。
この後のスペインとドイツがどうなるかも分からないし、第３節もどうなるか分からないので、とにかく願いましょう！
頑張れニッポン！
前半
GK 12 権田 修一
DF 2 山根 視来
4 板倉 滉
5 長友 佑都
22 吉田 麻也
MF 6 遠藤 航
8 堂安 律
13 守田 英正
15 鎌田 大地
24 相馬 勇紀
FW 21 上田 綺世
スタメンを前回から５人変えてきて、若干のターンオーバーも意識していたのかとは思われますが、個人的にであれば遠藤は休ませて柴崎でいいのかなとか思ってましたが、これはこれでいいかなと思ってました。
19時キックオフということで・・・それまでに風呂に入ってはいたんですが、前回のドイツ戦のように100%観戦に集中することができず、早い話が子供達がバリバリ起きていたので、お着替えをさせたり、ご飯を食べさせたり、一緒に遊びながら見ていたので試合に集中できず笑
そんな最中で見てましたが、前半から全然シュートが無いなと思ってました（実際打ってたんですかね？）
とにかくスコアレスドローで前半終了。
後半
開始早々、またも3バックになって猛攻を仕掛けるJAPAN。
早速守田がシュートを打ち、浅野がチェイシングしてボールを奪ったり、遠藤が仕掛けてFKをもらったり、ドイツ戦よろしく猛攻を仕掛ける日本代表。
もうこういうスタイルになったんだなと思いつつ、コスタリカは狡猾でした。
キッチリ守って、１つのチャンスをものにして先制点を奪われる始末！
吉田のクリアミスと守田のロストが原因でしたが、まぁ誰が悪いというわけでも無いので引き続き応援するしか無いです。
三苫を中心に攻めるも、決定機は訪れず、タイムアップ！
これでキツくなりましたが、これぞW杯！
そもそも14ブラジル大会でベスト8を経験しているコスタリカは格上なはずなのに、なぜかナメてしまっていた点など、色々と反省が残る試合だった気がします。
総評
GK 12 権田 修一（清水） 4.5
前節の大会認定のマンオブザマッチは、今回は被シュートもほぼなく唯一の枠内シュートだっただけに、せめて弾いて欲しかった。
前回が神がかっていただけに無念。
DF 2 山根 視来（川崎） 5.0
かなり前めのポジションにいましたが、決定的な場面は作りきれず。
フロンターレでやっているような効果的なオーバーラップなどは実現できず。
DF 4 板倉 滉（ボルシアMG）5.5
決定機をクリアしたりそこまで悪いプレイはなかった印象。
くさびのいい感じのパスも出していた印象。
DF 5 長友 佑都（FC東京） 5.0
山根が攻める分、守勢に回っていた印象。あまり目立たず。
DF 22 吉田 麻也（シャルケ、Cap） 4.0
あのクリアミスが全てでしょう。切り替えて欲しい！
MF 6 遠藤 航（シュツットガルト）5.0
中盤でのボール奪取や、持ち上がりなどで存在感を出しつつも、ゴールに直結するプレイのイメージはできませんでした。
あとはあのカードも不要でしたね。
MF 8 堂安 律（フライブルク）5.5
だいぶ攻め気は見えていて、「あーシュートうちたそうだな・・・」とかは見えましたが決定的な仕事はできず。前節のミラクルは続きませんでした。
MF 13 守田 英正（スポルティング）4.5
失点に関与してしまったのと、あまり目立ってなかった。
MF 15 鎌田 大地（フランクフルト）5.0
前節ほど目立っていなかった。3-4-3になった時の左はベストポジションではない気がしますね。
MF 24 相馬 勇紀（名古屋）5.0
FKとかあまり可能性を感じることはできなかったですね・・・
FW 21 上田 綺世（セルクル・ブルージュ） 4.5
ほぼ目立たず。あまり印象に残って無いです。
DF 26 伊藤洋輝（シュツットガルト） 4.5
失点のサイドとなってしまっていたのと、あとは消極的なバックパスが多かった印象。三苫をうまく使えていなかった。
FW 18 浅野拓磨（ボーフム） 5.0
前線でのチェイシングは良かったですが、前回のようなミラクルは実現できず。
あと投入はもう少し遅いほうが良い方が効果的かなと。
FW 9 三笘 薫（ブライトン） 6.0
左から２度ほどの決定機を作り、やはり違いを作れる男であることを実感。やはりポジションはもう少し前で見たい。
FW 14 伊東純也（スタッド・ランス） 5.5
あまり目立たずも、やはり違いを生み出せられる印象。
もう少し早い時間から見たかったですね。
MF 10 南野拓実（ASモナコ） -
短かったので採点できず。
監督 森保一 5.0
やはり前回ほどのミラクルは実現できず。次頑張れ！
今後の展望
この後のスペイン vs ドイツ戦がどうなるかですが・・・
スペイン勝利の場合
スペイン６、日本３、コスタリカ３、ドイツ０
この場合、第３節でコスタリカがドイツに勝った場合は、日本も勝ちが必要となります。日本が負けてドイツが勝った場合は、得失点差でコスタリカは不利なので、ドイツと日本の一騎討ちになりますが直接対決を制しているので若干有利ですね。
スペイン引き分けの場合
スペイン４、日本３、コスタリカ３、ドイツ１
こうなるとスペインが日本に全力になるので困りますね。
スペイン負けの場合
スペイン３、日本３、コスタリカ３、ドイツ３
こうなったら地獄ですね笑
とにかく、色々考えても仕方ありません。
ドイツにも勝てると思ってなかったけど勝てたので、スペイン戦でも奇跡を起こしてくれれば問題ないので、勝利に期待ですね！
頑張れ日本代表！