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#159 蹴球論14|2022年 カタールW杯 日本 vs ドイツ

激闘が繰り広げられている2022カタールW杯、
日本は初戦で超強豪のドイツに逆転勝利!素晴らしいですね!
テンション上がりまくっているのでこの勢いで手記を綴ります。

先発メンバーは概ね予想通り。

GK 12 権田修一(清水)
DF   5 長友佑都(FC東京)
DF 22 吉田麻也(シャルケ、Cap)
DF 19 酒井宏樹(浦和)
DF   4 板倉滉(ボルシアMG)
MF   6 遠藤航(シュツットガルト)
MF 14 伊東純也(スタッド・ランス)
MF 15 鎌田大地(フランクフルト)
MF 17 田中碧(デュッセルドルフ)
MF 11 久保建英(ソシエダ)
FW 25 前田大然(セルティック)

前半

守田と富安は出れないんだなと思いつつも、このメンバーでとにかく頑張ってほしいと思いつつ、前半戦開始。

早々に伊東が抜け出し、前田がゴールを揺らすもオフサイド。
かなり入りとしてはいい感じでした。

が、そこからドイツは強かった。
もう大人と子供のサッカーを見ているようで、ぶっ飛ばされまくり、ゴール前で好き放題繋がれて、舐められて、相手のシュートミスに救われてなんとかゼロで抑えていましたが、前半33分。
キミッヒあたりが左サイドドフリーのパスを繋ぎ、権田が致し方ない点もありつつも倒すべきして倒してしまいPKを献上し、イルカイ・ギュンドアンにPKを決められてしまいました泣

で、この試合を会社の有志メンバーでのslackチャンネルと、大学時代の友人達のグループLINEで同時に盛り上がってたんですが、

「勝てる気がしないね」
「セカンドボール全然拾えてないね・・・」

と、かなり悲観的な感じで前半終了。


ハーフタイム

NHKで見てたんですけど、解説に出てた中村憲剛の解説が的確で、改めてサッカーIQクソ高いなと思いつつ煙草吸ってました。

で、日本ベンチですね。
ここまでのプランは予定通りだったのか分かりませんが、
ここで布陣を4-2-3-1から、久保→富安の変更への3バックの3-4-3に変更。
結果として、森保采配は的中しました。


後半

後半開始からいい感じで鎌田、伊東純がボールを持ち、シュートで終わる展開が増えてきておりました。
ドイツは足が止まってしまっていたのか、前半ほどの怖さもなく、攻め込む時間が続いていた中で森保監督は早々に動きました。
個人的に期待していた久保くんが前半で退いたものの、同じくらい期待していた三苫浅野が投入され、三苫はともかく浅野で大丈夫かな?とこの時点では思っていましたが、そこから更に堂安南野と攻めの選手交代を続ける日本。
メチャクチャな布陣と思いつつ、攻撃の姿勢はかなり伝わってきました。

そしてTIME HAS COME。
後半30分、三苫が起点となり南野へスルーパス、そして南野が枠内にうまくシュートをして、ノイアーが弾いたところを堂安!!熱い!
この時点でかなり盛り上がりました、が!

後半36分。板倉のロングパスを受けた浅野ビューティフル・トラップからのビューティフル・シュート!逆転!
これは最高に上がりました!!

そして猛攻を防ぎ、2-1で逆転勝利
W杯で先制されてからの逆転勝ちは初ですし、相手はドイツですよ!
ゲルト・ミュラーやフランク・ベッケンバウアー、ローター・マテウス、ミヒャエル・バラックらを輩出したドイツに、向こうも勝ちに来ているのにW杯で逆転勝利するとか熱すぎますね!
マジでC翼の展開ですよ笑

前日、下記のような予想をしていたのですが・・・

Eブロック
そして我らが日本率いるEブロックですよ。
ここは期待を込めて2位通過をして欲しいと思ってますが、となると1位はスペインですかね。
とはいえドイツに日本が勝てる気がしないのですが笑ドイツ引き分け、コスタリカに勝ち、スペインにも超守って引き分けとかが理想ですね。

良い意味で裏切られましたね笑


総評

偉そうに選手に採点をしましょう。

GK 12 権田修一(清水) 7.0
あのPKを与えた時は「何やってはるんすか笑」と思いましたが、致し方無いですし、それ以降は鬼神の如くセーブを繰り返してチームの勝利に貢献。素晴らしいですね!

DF   5 長友佑都(FC東京) 6.0
プレスをかけられてからのパスがことごとく拾われたりしてましたが、ピッチを離れてからもベンチでゴールを喜ぶ鼓舞する姿とか、終了後のインタビューとかそういうところでベテランの味を出していたのはさすが。
W杯に4大会連続、11試合目とか出場は凄すぎです。

DF 22 吉田麻也(シャルケ、Cap) 6.5
キャプテンとしてしっかりまとめてくれましたね!素晴らしい!

DF 19 酒井宏樹(浦和) 6.0
オーバーラップとかワンタッチプレイとか、随所で違いを見せてくれました。怪我が心配です。

DF   4 板倉滉(ボルシアMG) 7.0
競り合いとか1vs1の強さもですが、圧巻は2点目の浅野へのラストパス。
あれをしっかり見ていたのは素晴らしい。

MF   6 遠藤航(シュツットガルト)  7.0
チームが苦しいところでのボール奪取とかは流石。赤スパイク目立ってました。流石ブンデスリーガのデュエル王。

MF 14 伊東純也(スタッド・ランス) 7.0
チャンスも多く作っていたし、キレキレでかなり相手の脅威になってました。改めて良い選手だなと実感。

MF 15 鎌田大地(フランクフルト) 7.0
前半はボールに関わる機会がそんななかったけど、後半からはゲームの組み立てとか随所で顔を出し、圧巻のプレーを見せてくれました。

MF 17 田中碧(デュッセルドルフ) 6.0
正直そこまで印象に残らず・・・

MF 11 久保建英(ソシエダ) 5.5
プレスは頑張ってましたが、あまりボールにも絡めず、DFにも吹っ飛ばされてました。次以降に期待!

FW 25 前田大然(セルティック) 6.0
前半のシュートは惜しかったですね・・・
アメリカ戦と違いそこまで目立ってませんでしたが、それでも相手が世界最高のキーパーなのでプレッシャーは与えれていたかと。

DF 16 富安健洋(アーセナル) 6.0
加入した後半からチームが落ち着いていたことで改めて能力の高さを感じました。足が心配ですね!

MF  9  三苫薫(ブライトン)  7.0
ゴールの起点となった1点目もですが、ボールをキープして止まって南野にラストパスを送ったシーンが流石だなと思いました。
ジョーカーが一番生きるとは思いますが、次は前目のポジションでもっと長く見たいですね。

MF  8  堂安律(フライブルク)  8.0
あの同点弾は最高!!!!
流石森保ジャパンを立ち上げ時から引っ張ってきた男です。

MF 10  南野拓実(ASモナコ) 7.5
色々と叩かれていましたが、ほぼアシストのようなものだと思っているので、しっかりと批判を結果でねじ伏せたのは素晴らしいですね!

FW 18 浅野拓磨(ボーフム) 8.5 Man Of The Match
3本くらいシュートを外しており、あまりゴールの予感を感じさせませんでしたが、あの逆転弾は本当に見事でした。
一生このゴールで食っていけると思います笑

監督 森保一 8.5
3バックへのシステム変更と、途中出場した選手が全員結果を出したのは見事な采配。
守勢に回らず、「え、今どういう布陣?」って思うくらいにアグレッシブに攻めまくった采配も最高でした。
恐らくチーム発足以降、一番良かった采配な気がしますね。


まとめ

次のスペイン vs コスタリカの試合結果にもよりますが、コスタリカ負けたら全力で戦って、その後のスペイン戦はターンオーバーで休んで決勝トーナメントに挑めれば激アツですね。
とにかく、これで国民の関心もグッと集めた日本代表。

27日のコスタリカ戦にも期待ですね!!!

とにかく選手の皆さん、最高の試合をありがとうございました!

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