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【ビールレビュー】苦くて美味い王道West Coast Style IPA-STONE IPA-

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

この記事では、守護神ガーゴイルでお馴染みの「STONE IPA」の缶についてレビューします。

商品説明

まずはStoneの実力をこのIPAから。

始まりは1997年8月、Stoneの1周年を祝うビールとして醸造された。
ホップはMagnum、Chinook、Centennialの3種類を使用し、それらを惜しげもなく大量投入。
2週間のドライホッピングで一体感を持たせながらも階層的にホップの香味を溶け込ませた。

Stoneの共同創業者であり最初のブリューマスターでもあったSteve Wagnerが初めてStone IPAを醸造した時、彼はまだ知る由もなかった。
英国の由緒正しいペールエールというスタイルにホップを大量投入した実験的なスタイルのビールが、ここまでの熱狂的人気を獲得することを。

今でこそ「IPA」のアルファベット3文字はビールファンの間で認知されているが、Stone IPAがクラフトビールシーンに登場した1997年当時はIPAの文字に対して疑問符を浮かべる人々がほとんどだった。
知名度もなく、飲んだ人々に不快な味わいと受け取られていた苦みを持つこのビールが、時を経た現在では人々が飛び付くビールとなり、冷蔵庫に常備されるビールとなったのだ。

Steve WagnerがStone Brewing Co.の礎となるビールを生み出した父のような存在であるように、Stone IPAはその後のStoneで醸造される“ホップを前面に押し出したビール”をインスパイアし続けてきた母のような存在だ。
Stone IPAが無ければStone Ruination IPAも、Stone Cali-Belgique IPAも、フレッシュなビールを楽しむというムーブメントの先駆けとなったStone Enjoy By IPAも決して生まれることは無かっただろう。
Stone IPAとは数多くのホッピーなビールを世に送り出してきた歴史的なビールなのである。

白色のヘッドと美しい黄金色。
はっきりと感じられるレモンの皮、フルーティーシリアルやシトラス、松のようなホップアロマ。
軽めのモルトボディに力強いシトラスフレイバーが感じられる味わい。
ホップの苦味、
クリーンな苦味が舌に残り続ける余韻。
Stoneチームにとっても一番のお気に入りの一つであるという。
ホップの醸し出すアロマやフレイバーを十二分に楽しめる、王道ウェスト・コーストスタイルIPA。

アンテナアメリカ HP

商品情報

  • 原産国:アメリカ(カリフォルニア州)

  • タイプ:IPA

  • 容量:355ml

  • アルコール度数:6.9%

  • 苦味(IBU):71

  • 原材料:麦芽、ホップ(Magnum, Chinook, Centennial, Azacca, Calypso, Motueka, Ella & Vic Secret)

  • 価格:739円(外税、狂ったセブンで購入)

ブルワリー情報

「Stone / ストーン」

“マーケットの好みに追従せず自分の飲みたいビールを醸造する”という姿勢を貫くロックなブリュワリー。

1997年に誕生した「Stone IPA」はアメリカにおけるIPAの草分け的存在であり、今なお王道として愛され続けている。

  アンテナアメリカ HP

ラベルデザイン

  • 守護神ガーゴイルのロゴ

  • ブラックをバックにホップのグリーンのトーン

所感

  • 色は透明なブラウンゴールド、泡はきめ細かくやや多め

  • 香りは甘い樹液のような果実香

  • 味は少し甘く渋味がややあるジューシーさのあとにガツンとごっつい苦味のインパクト

  • 後味はさすがに苦さがガッツリ残る

まとめ

ラベルにある通り、典型的なウェストコーストIPAでがっつりと苦いです。
最近飲んでいなかった苦い美味しいIPAでした。

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以上、Boschでした。

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