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【生産性向上】すぐに「わかりました」と言ってはいけない理由

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

仕事で上司から指示を受けた後に、「わかったか」と聞かれた時に、あなたはどのように答えますか。

ほとんどの人が、反射的に「わかりました」と答えていると思いますが、これは仕事の品質を上げるためにはあまり良いことではありません。

この記事ではその理由について共有します。

本当にわかっていますか

もちろん本当に指示された内容の目的や背景、求められるアウトプットの内容、インプットとする情報、ボリューム、期限などについて全てあなたが明確にわかっていれば、指示された内容に対して、不明点もないでしょう。

でも、そうでないならば、簡単に「わかりました」と言ってはいけません。

わからないことがあれば、その場で質問してはっきりさせるべきです。

どうしてわかったフリをしてしまうのか

上司の指示を全てわかっていないのに、「わかりました」と言ってしまう人は「上司の話を聞いていない」「能力がないと思われたくない」「わからないことを質問できない」「わからないところがわからない」 といった特徴があります。

彼らはそれを上司に気付かれたくないため、「わかった?」に対し、反射的に「わかりました」と決まり文句のように口にするのです。

結果として、これから上司の指示を自分で実行しなければならないのに、不明点や曖昧な点を放置されてしまいます。
「わかりました」と言った手前、もう上司に質問や確認はしにくいのです。

当然、指示通りのアウトプットは出てこないので、上司からは怒られます。
当たり前です。

でも、その場はわかったフリをしてやり過ごして、後で知ってる人に聞いたり、資料を調べたりして、なんとかしようと思っているのです。

わかっていない影響

指示された内容に対し、何かわかっていないことを残して仕事をすることはその仕事の品質を明らかに落としてしまいます。

指示の内容を 100%わかっていてようやく70%-80%の品質のアウトプットができるとしたら、指示が60%わかっていないとしたら、50%の品質にすらならないでしょう。

不明確な情報があるために、アウトプットの精度が悪く、やり直しになったり、アウトプットの完成までに余計な時間がかかったりします。

その結果、仕事ができない人という状態になってしまい、いつまでも成長しないと判断されてしまいます。

わからないことは質問や確認しよう

上司から指示を受けた場合などに、曖昧な点や不明点があれば、その場で質問や確認をする習慣をつけましょう。

基本的なことやわかりきっていることを聞いて、上司から怒られるかもしれませんが、後で同じことを聞いても余計に怒られるだけですし、そもそもアウトプットの質が悪いと怒られるのです。

まとめ

仕事で曖昧なこと、不明確なこと、わからないことを放置して、仕事を進めることは、あなたの仕事の品質も下げ、あなたの能力の評価も落とします。

できるだけ指示を受けたその場で、曖昧な点、不昧な点はなくすように質問や確認をしましょう。

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以上、Boschでした。

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