見出し画像

【ビールレビュー】 違いがわかる大人のIPA - european vacation -

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

この記事では、open air の「european vacation」の缶についてレビューします。


商品説明

新しいタイプのヨーロッパスタイルのIPA、「european vacation」です。ベースとなるのはドイツの麦芽とフレンチ、ジャーマンホップで、さらに独自性を出すためにノルウェー産の酵母Lutra Kveikを使用しています。口に含むとマスカットやストーンフルーツに似た香りが広がり、トロピカルフルーツやシトラスの香りがメインとなる一般的なアメリカのIPAとは一線を画しています。

european vacationは、全てヨーロッパ産の原料を使ってアメリカンスタイルのモダンIPAを醸造した、というアイデアから生まれました。このビールを作る際には、ホップやIPA、クラフトビールがヨーロッパから始まったという平行宇宙をイメージしていました。そのため、名前は元々E.P.A.(European Pale Ale)とする予定でしたが、それではインド・ペール・エールではなく、ヨーロッパ・ペール・エールという意味になってしまうので、「european vacation」と名付けました。ヨーロッパが新しいスタイルのホップを生産し始めたのは最近のことですので、このビールはその新しい風味を体験するための一杯となります。乾杯!

openair HP

商品情報

  • 原産国:日本(兵庫県)

  • タイプ:new european ipa

  • 容量:350ml

  • アルコール度数:6%

  • 苦味(IBU):-

  • 原材料:麦芽 (pilsner, wheat malt)、ホップ(huell melon, mistral, tango)、酵母(lutra kveik)

  • 価格:615円(外税、狂ったセブンで購入)

ブルワリー情報

「open air 醸造所」

拠点となるのは自然を身近に感じられる神戸。
コンパクトな市街地のなかで、オープンエアな空間を人々が共有する機運が育まれてきました。
醸造所は、湊山小学校跡地を活用したコミュニティ型の複合施設NATURE STUDIOに立地しています。
日常生活のなかで分断されがちな人々が、分け隔てなく時間や空間を共有する未来をつくりたい。
社会実験の開催時に神戸で生まれた心地よい光景を、今度はビールを通して実現することを願って、open airのブルワリーは誕生しました。

オレゴン州ポートランド出身のヘッドブルワー、ベン・エムリックをはじめ、集まったメンバーは国際色豊か。
他のブルワリーや異業種とのコラボレーションを重ね、新しいビールスタイルをつくりだすオープンイノベーションの文化を、神戸から発信します。

open air HP

                                                                                                                                                                       

ラベルデザイン

  • ちょっとレトロなスーツケースにヨーロッパの思い出が詰まっている

所感

  • 色は少し濁ったゴールド、泡はふつう

  • 香りはつつましい果汁

  • 味わいはツンと刺激的なジューシー、辛渋い苦味がキレる

  • 後味はやんわりとフェードアウト

まとめ

ちょっと独特な味わいです。
複雑な味がちょうど良く混じり合い、どちらかといえば辛口な気がします。
上品な大人のIPAといった感じです。

この記事がタメになった、面白かったと思われる方は、ぜひ「スキ」を押していただくと嬉しいです。

以上、Boschでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?