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【シニア投資】「ほったらかし投資」はラクで役にたつ

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

あなたは投資に興味がありますか。

人生100年時代などといわれていますが、老後資金を貯蓄や投資で確保することは、老後のお金の不安の解消にとても重要です。

この記事では、私がお勧めする「ほったらかし投資」の有効性について共有します。

この「ほったらかし投資」は比較的リスクが低く、誰にでも実施できる再現性の高い投資の方法です。

これからの若い世代の人や働き盛りの人たちだけでなく、私たちシニア世代の人にもお勧めですので、ぜひ、最後まで読んでみてください。


ほったらかし投資とは

「ほったらかし投資」といえば、山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著『ほったらかし投資術』でお馴染みの投資方法で、この本には

プロが考える最善の運用に大きく劣らず、なるべく簡単に実行できる、個人にとっても資産運用の具体的方法

全面改訂 第3版『ほったらかし投資術』まえがき

と定義されています。

具体的には、インデックスと呼ばれる指数に連動するように運用される低コストの投資信託を使った投資方法で、リスクをとって運用してもいい資金を長期的な成長が期待されるインデックスファンド(投資信託)に投資をし、それを長期間放置するというものです。

前述した書籍『ほったらかし投資術』には、税制上有利な口座を利用したり、積立投資を加味するなど、より具体的な方法が記述されていますので、参考にしてください。

ほったらかし投資のメリット

時間対効果、費用対効果、手間対効果が高い

「ほったらかし投資」は、いったん投資する低コストの対象を決めて、一括で投資したり、定期的な積立投資の設定をすれば、基本的に後は「ほったらかす」だけです。

そのため、投資を継続するための「時間」も「費用」も「手間」もかかりません。

したがって、仕事やプライベートに忙しい人にもおすすめです。

それでいて、投資のプロである投資会社のファンドマネージャーの平均よりも良いリターンを得られる投資の方法なのです。

誰にでも簡単にできる

低コストの適切なインデックスファンドに投資する、という簡単で単純な「ほったらかし投資」は、高度な金融スキルがなくても、最低限のスキルがあれば、誰にでも実行することができます。

実際にネット証券に口座を開設すれば、いつでも「ほったらかし投資」を始める準備が整います。

ストレスが小さい

「ほったらかし投資」は長い期間をかけて成果を上げる投資の方法なので、短期間の値動きを気にする必要はありません。

たとえば、10年間のほったらかしている間、ずっと大きな損が出ていたとしても、翌年以降に利益が出れば10年間損が出ていたことは、何の影響もないわけです。

そのため、毎日、投資対象の値動きをチェックしたりしたり、投資のことであれこれと悩む必要がなくなります。

資産の値動きを確認せず、ほったらかしておくので、投資したことによるストレスがほとんどなくすことができます。

ほったらかし投資のポイント

投資する資産は重要

「ほったらかし投資」で投資するインデックスファンドの選択はとても重要です。

インデックスファンドの選択のポイントは

  • 今後長期間にわたって成長が見込めるもの

  • 十分な銘柄分散効果があるもの

  • 低コストであるもの

です。

全世界の株式を対象とした指数や、アメリカなどの先進国を対象とした指数で、低コストのネット証券で抵コストの投資信託やETFがお勧めです。

長期期間ほったらかす

長い期間ほったらかすのが「ほったらかし投資」です。
なので、買った資産は将来お金が必要になるまで売らずに持ち続ける必要があります。

大きな含み益や含み損が出ていたとしても、また、ネットやSNSでもうすぐ暴落がくるという情報が溢れていたとしても、将来、損失が利益に変わることを信じて、持ちづつけるのです。

ほったらかし投資の注意事項

時間がかかる

「ほったらかし投資」はインデックス指数に連動する投資信託に投資を行いますので、個別株の集中投資に比べたら、ローリスクローリターンです。

そのため、一括投資をしたとしても、ある程度の利益を重ねるために時間がかかりますし、積立投資の場合はもっと結果がでるためには時間が必要になります。

数年、数十年という単位で持ち続けてはじめて、投資の成果が出ると思ってください。

リスクとストレスがないわけではない

「ほったらかし投資」はローリスクですが、リスクがないわけではありません。

ここでのリスクは値動きの幅のブレという意味です。
投資をしたあとに損が出ることもあるということです。

人は損することが特に嫌いですが、「ほったらかし投資」といえど、含み損によるストレスがないわけではないということです。

簡単なのでつい余計なことをする

「ほったらかし投資」は簡単で再現性が高い投資方法であるがために、一括投資なり、積立投資の設定をすれば、あとは「ほったらかす」だけで、何もやることはありません。

しかし、そこに落とし穴があることがあります。

「ほったらかし投資」をはじめて、投資について勉強して、だんだんと知識や情報が手に入ると、つい個別株やレバレッジ投資など、より複雑でリスクが高い投資方法が魅力的に見えて、手を出して、その結果、損をすることがよくあります。

それでも、少ない資金であれば、それで痛い目に遭っても勉強だと割り切ることができますので、他の投資方法に浮気をする際には、まずは少額から始めることをお勧めします。

まとめ

シニア世代の人にも実行できる「ほったらかし投資」は比較的リスクが低く、誰にでも実施できる再現性の高い投資の方法です。

シニア世代が残り少ない人生を楽しむためにも、時間をかける必要がない、投資のストレスを感じない、「ほったらかし投資」の有効性を広く知ってほしいと思っています。

この記事がタメになった、面白かったと思われる方は、ぜひ「スキ」を押していただくと嬉しいです。

以上、Boschでした。

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