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雨降って、ジ・エンドを観た(2024/05/19 シネ・ヌーヴォ大阪)

フォトグラファー志望の日和は、偶然出会ったピエロ男・雨森の写真がSNSで大バズリ。さらなる「いいね」を求めて雨森に近づくうち、日和の思いはいつしか恋心へと変わっていくが、雨森には想像を絶する秘密があった……(フライヤーより)

タイトルが洒落ている。そして、フライヤーに写るピエロと女性カメラマンがほのぼの感を醸し出していて、こういったラブストーリーで自分の心も癒してもらおうと思った。

しかし、思ったより日和はこざかしく、日和と係わる人々もクセの強い人が多くて、癒しとは程遠い展開。ピエロの雨森も女性の立場からすればあり得ない秘密があって、少し泥臭い話であったと思う。その観点からすればラストは腑に落ちなかったが、急遽開催された舞台挨拶で、監督が雨森の秘密に関して解説をして下さったので、納得して劇場を後にすることができた。


左が雨森役の廣末哲万さん 右が監督・脚本の高橋泉さん



主演の古川琴音さんは大河ドラマ「どうする家康」のミステリアスな役柄が印象に残っている。本作品の初々しさと「どうする家康」の雰囲気のギャップを楽しめた時間でもあった。

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