はじめての『クラウドファンディング』
こたろです。
“はじめての”ってよくありがちですが、
そう。いわゆるありがちの、そういうシリーズです。
名前は知ってるけどやったことがない。など、みなさんにも是非やってもらいたい、ていうものを取り上げていきまーす。
今回は、利用したことがない人には分かりづらいかもしれない
「クラウドファンディング」について取り上げたいと思います。
やってみると、かなーり面白いので、やってみるといいですよ!
というお話です。
■そもそもクラウドファンディングとは?
クラウドファンディングは、プロジェクトに対してインターネットで資金を集めるという方法です。
かつての”投資”のような、大企業の社長など(いわゆるパトロン)から大金を集めていくのではなく、
個人がカンタンに投資できるのがクラウドファンディングというわけです。
資金調達をしているプロジェクトは、
アーティスト・政治家支援や映画制作への出資、
ベンチャー企業の商品開発への出資など、非常に幅広いジャンルあります。
そして、これらに出資するだけでなく、個人でもカンタンにプロジェクトを作り、資金を募ることができます。
※今回は、投資するほうだけに絞ってお届けします。
出資したプロジェクトが達成した場合(期限内にお金が集まった場合)は、ほとんどはお礼サイン入り限定品がもらえたり、商品が先行・安価で購入できたり、映画のエンドロールに載る、などの何かしらのリターン(見返り)があるものが多いです。
ちなみに、私が始めてみるまで一番心配だったことは、
出資したプロジェクトが失敗した場合(期限内にお金が集まらなかった場合)なのですが、もちろんお金は払われないので、安心して投資ができます。
主なクラウドファンディングサイトとしては、
海外では、KICKSTARTER
日本でもCAMPFIRE 、Makuake などが人気となっています。
■パトロンになる方法!
さて。そのクラウドファンディングの参加の仕方ですが、けっこうカンタンです。
・クラウドファンディングサイトでログイン(会員登録必要)し、
・いくつもあるプロジェクトから好きなものを選び、
・クレジットカード払いをすれば完了!
晴れてパトロンとなることができます。
って、これほとんどネット通販サイトの購入方法と同じですよね。(笑)
それだけだということです。
しかしココでまた不安になるのが、出資額。
一体いくら払えばいいのーー?という問題です。
でもプロジェクトは
500円・1,000円・10,000円など、
リターン(見返り)が違う出資額が段階で分かれています。
たとえば映画出資によくあるパターンだと、
・500円ではお祝いサインのみ、
・5,000円だとDVDがもらえたり、
・10,000円だとDVD+エンドロールに名前が載っちゃう!
みたいなリターン(見返り)があります。金額は一例です。
応援したい気持ちだけでなく、欲しいリターンを選んで出資できるのがいいところですね。
■いい商品そろってます!Makuakeで色々購入
私は、数あるクラウドファンディングの中で、
Makuake(マクアケ)というサイトをよく使っています。https://www.makuake.com/
サイバーエージェントが運営しているこのサイトは、ベンチャー企業の商品開発のプロジェクトが比較的多め。実際にはまだこの世にないけれど、あったらいいな。というアイテムがたくさんあります。
今回はここで、私が”投資”して達成したプロジェクトを少しご紹介しましょう。
たとえば、こちらのルミヌードル。
https://www.makuake.com/project/luminoodle/
これは、防水のロープ型LEDライト。
画像のようにキャンプなどで活躍間違いなしのアイテムです。長さがあり、広い範囲を照らすことができますし、またロープ型なので丸めて付属のきんちゃく袋に入れればランタンとしても活躍。モバイルバッテリーで動作するのもポイント高いですよね。
もうひとつはこちら。
https://www.makuake.com/project/mountek-japan/
車載ホルダーの「Mountek Grip+」。
これは一見どこにでもある車載スマホホルダーなんですが、なんとiPadも挟める・片手で取り付け、取り外しできる。とすごく便利なんですよね。
それだけでなく、壊れにくい。これがなかなか無いんですよ。
取り付けフックが折れてしまうなどの心配が全く無いです。
これらのプロジェクトは、目標達成の時点から、制作過程を逐一メールで連絡がもらえたりします。
「あのプロジェクトの商品、そろそろ発送時期だけど、どうなったかな?」と、投資したユーザーを心配をさせない配慮がしっかりしているところが多いです。(プロジェクトによって異なります)
■プロジェクトは大きく。
こういったプロジェクトは達成後、生産を終え、プロジェクト終了となりますが、後に実際に店頭に並んだり、ヒット作品となることもあり得ます。
いま(2016年11月現在)公開されている
「この世界の片隅に」という映画は、このMakuakeを通してクラウドファンディングを行ない見事達成。大変な話題となっている例です。
https://www.makuake.com/project/konosekai/
よい作品は支持をたくさん受けるというもので、目標金額を大きく上回る形で終了。そして映像化決定だけでなく、それが全国上映され日本中で騒がれる話題作となりました。
また別の案件では、お笑い芸人でありながら絵本作家でもあるキングコングの西野さんも、クラウドファンディングによって海外での展覧会を実現しました。
こんな大ヒット作品の「支援をしたんだぜ。」と自慢できるのもクラウドファンディングの大きな魅力の一つではないでしょうか。
さて。魅力がどこまで伝わったか分かりませんが、のぞいてみればきっとお気に入りのプロジェクトが見つかる、"数百円から始められるパトロン生活"みなさまもやってみてはいかがでしょうか。