Chat GPTにプログラムもアイコンも申請も全部書いてもらってChrome拡張機能をリリースした話
表題の通りだけど、Chat GPTにプログラムもアイコンも申請の文章も全部書いてもらって、googleのChrome拡張機能をchrome ウェブストアに申請したら、承認・配信された。
作った拡張機能のリンクはこちら↓
経緯
古いMacにLinuxを入れたので積極的に使うようにしている。
LinuxではChromeブラウザを使っているのだが、普段MacではSafariを使っていた。
そうなるとChromeブラウザをMacでも使ったほうが都合がいいので、規定のブラウザを切り替えようとMacで試行錯誤してきたのだが、どうしてもChromeのブックマーク機能が不慣れで困り果てていた。
できればブックマークが一覧表示されて、「現在のタブに開く」「新規タブに開く」「新規ウインドウに開く」が選択できたらいいなぁ。
それで、なんとかならないものかとChat GPTに相談したら、googleのChrome拡張機能が作れるというではないか。
そういえば、noteの深津さんもChrome拡張機能をChat GPTに作ってもらったと言っていたし、自分も作ってみようと思ったのだ。
調査とテスト
Chrome拡張機能を調べてみると、主にJavaScriptで書かれていることがわかった。
ぼくはHTMLならギリギリ書けるけど、JavaScriptは全く知らないので全面的にChat GPTに頼ることになる。
「manifest.json」と「background.js」「popup.js」「popup.html」などのファイルを作るらしいが、これらもすべてChat GPTにお任せなのである。
考えていることを伝えると、どんどんプログラムを書いてくれる。流れるように。
アイコンもChat GPTに描いてもらおっと。
とりあえずそれっぽいものができたので、自分専用の拡張機能(テスト版)として半信半疑のまま使ってみると、これが思い通りに動いた!
申請とリリース
使い勝手やデザインをChat GPTになんどか修正してもらい、なんとか形になった。
色合いも思いつきで指定してみたら、それにちなんだアプリのタイトルをひらめいた。「🌸SAKURA Bookmark」
それで、早速googleに申請。
申請にあたってはいくつか説明を入力する必要があるのだが、それもChat GPTに英語で書いてもらい、そのままコピペ。
無事、昨日承認されたのである。
でも実は、申請から約1日後に1回だけ申請は却下されている。
それは、Chat GPTが何度も修正をしているうちに不要なプログラムが残っていたことをgoogleから指摘されたのだ。
すぐにその部分を削除して再申請したら承認された。
ひやかしでもいいので、ぜひ、使ってみてください!
UIは正直、イマイチだけど。
でもまずは、リリースしてみること。
拡張機能としてリリースできれば、後々のUIの変更も承認されやすいので、これから改定を重ねていきたい。
次に
それで、あまりにも楽しかったのでもう一つ拡張機能を作っていて、それも承認されている。
それについては、また次回書こうと思う。
なんだか2か月前には考えも及ばなかったことが、実行できている。
それも急速に、いろいろと。
ぼくは、AIの波に乗れているのだろうか。
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