恋する牛乳

ボリビアで一時的に生活するにあたって、
食という問題にぶち当たる。
物凄い美食家や偏食家ではないものの、正直、私の口には大体合わないボリビア食。

そんな中、大きな問題として牛乳にえげつない外れが存在いること。
ビニールパックに牛乳が入っていて、これはこれで便利だと思うのだけれど、
スーパーだと洗濯洗剤などのコーナーもあり、それらの香料の匂いがどうも移る。
想像して欲しい、牛乳飲んでるのになんだか科学的なレモンの風味がするのを。

メーカーの専門店などが大きな街ならあるので、そういうところで買うと、比較的におい移りでひどい目に合うことはない。
ただ、におい移りしてなくても、それほどおいしいわけではない。


そんな中、たまたま見つけたのが
TIWANAKUと言うメーカーのMI LECHE MUU
簡単に言うとノンホモ牛乳に分類されると思う。
プラスチックボトルに入っていて、バター状の油が細かく浮いている。
味はどちらかと言うと薄いのだが、癖がなく、あっさりしている。
物足りない人もいるかもとれないが、純粋な味がして美味しい。
日本でもこの手の牛乳はなかなか手に入らない。
ボリビアでも、売っているところが限られているので、
もし見つけたら是非一度試してほしい。

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