- 運営しているクリエイター
2017年6月の記事一覧
いつだって寂しい思いをするとわかっている、それでも先へ進む。
昔から、「終わり」を迎えるのがすごく辛い。「そんなもんお前だけじゃねぇよ馬鹿野郎」と思う人もいると思う。でも、ちょっとだけ聞いてほしい。
*
保育園のとき、親の離婚がきっかけで住んでいた家を離れて引っ越すとき、近所の友達と一生遊べなくなると思い、泣きわめいて母を困らせた。
中学校を卒業するとき、もう一生この通学路を歩かないのだと思って、帰り道、ひとり歩きながら泣いた。
高校を卒業す
プライドを捨てられるほどのプライドはあるのか
先日、自宅でだらだらと晩酌していたとき、急に「電話していい?」と仲のいい飲み仲間から、メッセージが来た。
彼からのスマホ通知はほぼ100%が「飲みの誘い」なので、「今日もまた帰りは遅くなるな」と心の中で覚悟した。
ところがかかってきた電話に出た彼からの一言目は違った。
「最近、辛い」
申し訳なさを押し殺すような言葉の後に続いたのは、ただひたすらに現状に納得できていない気持ちと、今後の自分が