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とっても便利なコマンドプロンプト(2)ファイル比較

前回は、ファイル一覧を表示するコマンドについて
記載しましたが

今回は
ファイル比較について書いてみようと思います

こちらは
テキストファイル(=拡張子が csv や txt )のファイル
を比較するときに、よく使っています

c:¥temp > fc a.txt b.txt

実行したあとに、
「相違点は検出されませんでした」
と出れば、内容は一致していて

内容が一致していない場合は
2つのファイルの相違している行が
それぞれ出てきます

相違している行が少ない場合は
これだけで充分なのですが
たくさん違いがあると、確認するのが大変なので

私は、複数のファイルで修正有無を確認するときの
一回目(修正無ファイルを見つける)
として、使うことが多いです

まずは、前回の (1)ファイル一覧 で使用した方法で
ファイル一覧を作成します

c:¥temp > dir /b > list1.txt
(list1.txt の内容)
a1.txt
b1.txt
c1.txt

同様に、
比較先フォルダのファイル一覧も作成します
(list2.txt の内容)
a2.txt
b2.txt
c2.txt

メモ帳やExcelなどを使って
下記の比較コマンドを作成します

fc a1.txt a2.txt > comp.txt
fc b1.txt b2.txt > comp.txt
fc c1.txt c2.txt > comp.txt

これを、コマンドプロンプトに貼り付けて
実行すると、比較結果が comp.txt に出力されます

(comp.txt の内容)
ファイル a1.txt と a2.txt を比較しています
FC : 相違点は検出されませんでした
ファイル b1.txt と b2.txt を比較しています
FC : 相違点は検出されませんでした
ファイル c1.txt と c2.txt を比較しています
…(差異表示 : 内容は省略)…

ここで、違いがあったのは c1.txt と c2.txt のみ
と確認できたので
c1.txt と c2.txt は フリーのテキスト比較ツール
(WinMergeなど)で確認します

各行の違いを確認する場合は
テキスト比較ツールの方が
・横に並べてくれる
・色を変えてくれる
など、比較しやすいレイアウトになっているので
おすすめです

ちなみに、
Wordファイルの比較は、Wordに比較機能があるので
そちらを使うとよいと思います


最後まで読んでいただき、ありがとうございます

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