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亀泉 純米吟醸 無濾過生原酒(亀泉酒造:高知県土佐市)

亀泉はCEL-24って書いてある手書き風のラベルが印象的(個人的に)ですが、近くの酒屋さんで見つけたので買ってみました。緑色の渋いラベル、整ったデザインがとてもきれいです。
そして今回のお酒は「AC-95」と言う高知県産の酵母を使った(「CEL-24」も同様に高知県産)お酒だそうです。特徴として、”カプロン酸エチル、酢酸イソアミルがともに多く、香りが高い。”と亀泉酒造のウェブサイトにあります。カプロン酸エチル?酢酸イソアミル?だったので調べてみました。

SAKE TIMESさんの日本酒用語では、

酢酸イソアミル:吟醸香を生み出す成分のひとつ。バナナのような香りと表現されることが多い。
カプロン酸エチル:吟醸香を生み出す成分のひとつ。リンゴのような香りと表現されることが多い。
引用:https://jp.sake-times.com/dictionary

とありました。

確かにさわやかないい香りがして、フレッシュな印象がありました。
日本酒の口開けの時に感じる甘い香りを化学的に言うとこのような成分が影響しているんですね。まだまだわからないことが多いですが勉強をしていきたいと思います。

飲んだ感想

飲んだ時に特徴的ガス感がありビリビリと感じました。香りはさわやかで酸味と苦味が現れしっかりとしてお酒って印象です。余韻は長くて飲み口の印象とそのまま長く段々と消えていき、ほんのりとした余韻に変わっていくのが印象的です。

亀泉酒造のお酒はこれからもいろいろな種類を飲んでいきたいと思いました。高知県のお酒って辛いって印象でしたが、高知県産の酵母がたくさんあり「酸味」「低アルコール」「香り」などいろいろな特徴を持っています。それをいろいろ試すだけでもとてもおもしろいだろうなと思いました。http://www.kameizumi.co.jp/particular/
※高知県産酵母開発の歴史と言う項目があります。

使われているお米「吟の夢」も高知県産です。山田錦の欠点を克服するためにヒノヒカリとの交配で開発された酒造好適米だそうです。

自分のメモ的に酵母や酒米についての記事ではありましたが、亀泉をぜひ飲んでみてください!

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