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ぶらり散歩 - 東京都庭園美術館

EOS R5&MC Flektogon 2.4/35+KF-42RFマウントアダプター

おはようございます、こんにちは、こんばんわ、ボーダーラインです!。
今日は少し前に撮った写真を載せていきたいと思います≧[゚゚]≦ チョキチョキ

日々ディーラーとして製作活動に追われる毎日を過ごしておりますが、
こうやってnoteの記事を更新することで、息抜きをしたいなと;。
やはり、どんなに好きなことでも同じことをしていると、
どうしても煮詰まってしまう瞬間というのがありますので、
違うことをすることで頭と心の整理を行うことが、
どうやらボクには必要なようです;。

さておき、ちょっと前の話になりますが、
5月に開催されたドールショウに久々にお客さんとして参加してきました。
ここのところディーラーとしてばかり参加している為、
久々にゆっくりとイベントを見て回ることが出来たように思います。

ドールショウは、一時期浅草で開催されていましたが、
いつの間にか懐かしの浜松町にある都立産業貿易センターに戻っていて、
しかも建物がもの凄く綺麗に、そして新しくなっていたので驚きました(ぇー


EOS R5&MC Flektogon 2.4/35+KF-42RFマウントアダプター

現在の新しくなった都立産業貿易センターを見ると、
昔の古めかしい昭和然とした姿を知っているので、
どこか一抹の寂しさを感じないわけではないのですが、
会場自体もあか抜けて大変綺麗ですし、なおかつ飲食店も沢山あり、
イベント会場としては相当理想に近い様相を呈しているように思えます。

ボクは普段アイドールにディーラーとして参加していますが、
ドールショウがちょっとだけ、、、いや大分羨ましかったです(笑


EOS R5&MC Flektogon 2.4/35+KF-42RFマウントアダプター

ドールショウでのお買い物もそこそこに、昼食を取った後、
友人である夜桜さんとタケルさんの3人で、
港区白金台にある東京都庭園美術館へ行ってきました。

目黒駅からは徒歩7~8分ほどの場所に立地している美術館なのですが、
わりと近所なのに今まで一度も訪れたことがありませんでしたよね(ぇー


EOS R5&MC Flektogon 2.4/35+KF-42RFマウントアダプター

5月のわりには日差しが強く、そこそこ暑い日でした。
美術館の前に広がる庭園は、わりと広大な敷地面積を擁しているのですが、
木陰も多くおかげで涼しく散策することが出来たように思います。

秋になると紅葉も美しくなるということなので、
またその頃になったら行ってみても良いかもしれません。


EOS R5&MC Flektogon 2.4/35+KF-42RFマウントアダプター

庭園部を抜けて、美術館に到着。
ネットで事前に入館チケットを買っておく必要があるのですが、
展示内容や時期によって価格が多少上下するようです。
この時は確か1600円(入園料+入館料)くらいだった気がするのですが、
記憶が曖昧で思い出すことが出来ませんでした(オイ

ちなみに開館時間は、10:00~18:00 (入館は17:30まで)となっております。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

そんなこんなで、いざ入館。
リュックなどは貴重な展示物を破損させない為、
荷物は預けるべしということでしたので、カメラ以外はロッカーにIN。

レンズは35mmと80mmしか持って来ていなかったのですが、
片方預けなければならない手前、どちらにしようか一瞬迷いましたが、
敢えて汎用性の無い80mmをチョイス(ぇー

こういう時、レンズ交換の要らないズームの有難さが分かりますよね;。
EF8-15mm F4.0L Fisheye USM以外のズームレンズを使わなくなってから、
もう何年も経ちますが、そろそろ1~2本程度は所持しておくのも良いかもしれないと思えるようになりました。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

庭園美術館は、1933年(昭和8年)5月に完成した建物なのですが、
元々は朝香宮鳩彦王邸として建てられ、
その後外務大臣公邸や迎賓館などにも使用されてきた由緒ある建物です。

現在は重要文化財として登録されており、
美術館として一般開放が行われているので、内部の隅々まで閲覧可能です。

EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

内装はアール・デコ様式の粋を尽くした瀟洒な様相を呈しており、
アール・デコ様式の個人住宅は世界中に存在するが、
庭園美術館(旧朝香宮邸)はその中でも質が高く、
保全状態も極めて良い部類に入るそうです。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

建物の主要部の装基本設計は、
インテリアデザイナー“アンリ・ラパン”が担当。
また、正面玄関にある女神像のレリーフや大客室のシャンデリアなどは、
宝飾デザイナーで工芸家“ルネ・ラリック”の作品となっているようです。

このことからも分かるとおり、
フランスの良き時代の思想や理念が随所に入れられているとのこと。

EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

館内から庭園部を一枚パシャリ。
相当に手の行き届いた綺麗な庭園なのですが、
特に芝生の状態が素晴らしく思わず寝転がりたくなります。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

窓際一つ取っても現在では作られていない貴重なモノばかりですので、
どこを切り取っても絵になるのが凄いです。
普通の建物だとやはりこうはならないと感じます。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

展示物も当時の貴重なモノばかりなのですが、
この辺りについては知識がないので、
どれほど凄いものなのかは正直よく分かりません(オイ

ただ、現代と当時のデザインの違いをつぶさに比較していくと、
やはり現在では失われてしまった感性や技術などもあると思いますので、
見れて良かったなとは感じました。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

やはりモノクロ写真って難しいです。
何回撮っても、よく正解が分からないというか、
色が存在しない分、コントラストの塩梅がとても難しいです。

黒の濃淡がミソだとは思うのですが、光の状態を読み切ることで、
陰影の状態を見極めつつシャッターを切るというのは、
写真歴15年目になった今でも相当難しいと思えます。

普段、色に大分助けられているのだなと如実に感じてしまうというか、
構図と陰影だけでワンシーンを撮るには、まだまだ実力不足なようです;。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

それでもカメラとレンズが相当助けてくれているというか、
何の助けも無く撮っているというわけではないので、
陰影は機材側である程度何とかしてくれるならば、
せめて構図くらいは頑張らないといけないのかもしれません_(┐「ε:)_ ァー  


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

50mm付近の画角は人間の視野に近いとよく聞きますが、
80mm付近の画角というのは注視した時の視線に近いそうです。

ふと思うのですが、写真の上手い人というのは、どういう人なのでしょう。
カメラやレンズを使うのが上手い人なのでしょうか、
それとも誰もが驚く奇抜なアイデアを思いつく人のことでしょうか。

自分自身、今や上手くなることよりも大事なモノを見つけてしまったので、
いくら考えても栓無いことではあるのですが、
“ロバート・キャパ”氏のように歴史に名を残すようなカメラマン達は、
ファインダーを通して一体何を想いシャッターを切ったのか。
それについてだけは、凡人の自分にはとても分からないかもしれませんが、
今でも非常に興味をそそられるところです。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

この日同行した友人の夜桜さんとタケルさんも、
ボクと同じようにドール写真をメインに撮るカメラマンであり、
なおかつ相当な練達者であるので、
一緒に撮影していてとても参考になりました。

やはり同じ時間・同じ場所を撮っていても、
切り取るタイミングや着目している点が違うので、
出来上がってくるモノが全然違いますから、
本当に写真というのは面白いなと感じます。

ボクは写真を通して、人・モノ・場所・時間と
コミュニケーションを取る為のツールとしていけたら、
良いなと心の底から思っているのですが、
誰かと一緒に撮影を行うというのは、
まずはその第一歩なのかもしれませんね。

EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

何で撮ったか自分でもよく分からない写真って結構ありますよね。
箸休めのつもりで無意識に撮っているのかもしれません(ぇー

結構あるというか、実はそんな写真ばかりなのですが、
全部の写真に意味やバックボーンを持たせることは難しいので、
それはそれで良いのかもしれません(ぇー


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

話は変わり、今回の撮影で活躍してくれたMC Pancolar 1.8/80ですが、
使い込むほど味の出るレンズだなと思わされます。

ピント面が前後からよく乖離されていて映えるのはもちろんのこと、
コントラストの塩梅が濃くもなく薄くもなく非常に程よいと感じます。
今回のようにモノクロにすると、それがよく分かります。

EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

光にも敏感なレンズなので、薄暗い光しかまわっていない状況下でも、
描写がのっぺりとしないのも使いやすさの一因かもしれません。

現行品のレンズでも、古く薄暗い室内で撮影すると、
前後感の薄いイラストのような描写になることもありますので、
1978年製造のレンズがそれを難無くこなすことに驚かされます。

EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

AFほどは素早くピント合わせは不可能ですが、
MFでも大分素早くピントを合わせることが出来るようになりました。
15年もカメラやってると流石に、この辺りは上達したように思います。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

うねるガラス越しに撮影。
反射やガラス越しなど一旦何かを介して撮影をすると、
普通に撮った時とはまた違った様相を呈して切り取ることが出来るので、
チャンスに恵まれた時は積極的に撮るようにしています。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

少し話は変わりますが、写真歴15年になったようなのですが、
少し前に甥っ子から写真が趣味なのにどうして部屋に一枚も飾ってないの?
と突っ込みを受けて、そう言えばそうですね、、、となりました(オイ

ということで、写真のA4サイズのフレームを何個か買ってきて、
ピクチャーレールを天井に設置して5枚ほど飾ることにしました;。
ようやく、何となく写真好きの人の部屋になったように感じます(ぇー


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

普段からパソコンの画面上で写真を見てるので、盲点だったというか、
指摘されるまで全く疑問にさえ思いませんでしたよね(ぇーぇー

これまでフォトペーパーに印刷事体はしてきているのですが、
全てバインダーなどに入れて仕舞い込んでしまっていました。
もしかするとボクは大して写真が上手いわけではないので、
人に見られるのが恥ずかしかったのかもしれません;。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

唯一、祖母にだけはカメラはじめたばかりの頃の拙い写真でも、
本当に嬉しそうに喜んでくれたので見て貰うのが好きでした。

祖母が亡くなり、そこから数年が経って、
中学1年生になる甥っ子がボクに写真を見せにくるようになり、
あの時の祖母もこんな心境だったのだろうかと。
甥っ子のどんどん上手くなっていく写真を見ていると、
心の底から嬉しさがこみ上げてきます。
そうして若く純粋な感性から撮影された写真を見ていると、
教えていたはずが同時に教えられていたのだなと実感します。

世代を超えて楽しさや喜びや様々な感情を共有出来る、
写真にはきっとそんな力があるのだと思います。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

少々話が脱線しましたが、
ボクはピクトリコのセミグロスペーパーを愛用しているのですが、
たまにキヤノン純正の純正用紙やエプソンのクリスピアなども使います。
マットで落ち着いた雰囲気を加味したい時は、前者。
コントラストがあって派手目にしたい時は、後者。
というように今のところ使い分けていたりします。

プリンターはエプソンのSC-PX5VⅡの中古を愛用しているのですが、
純正の顔料インクが高価なので、かなりランニングコストを要しますorz
でも業界最高峰のプリンターなので、これを使うと元には戻れません;。
撮った写真を何倍も素敵にしてくれるというか、
魔性のプリンターと言って差し支えないのではないでしょうか(ぇー


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

年々撮る枚数が減少の一途を辿っているのですが、
15年の写真歴の中で一番撮っていた時期で、
年間2万枚以上撮っていたのに対し、ここ数年は年3000枚前後です。

無駄にシャッターを切らなくなったのか、
それとも感性が鈍くなってしまって、
シャッターチャンスを逃しまくっているのか、どうなのか;。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

ただ一つ確かなのは、美しい景色や珍しい瞬間に巡り合っても、
直ぐにシャッターを押してしまうのではなく、
一度心の中で状況や心境を咀嚼して、
撮る・撮らないを決めるようになったことです。

どんな撮影スタイルにも長所と短所があるとは思うのですが、
キャッチーなシーンを求める貪欲さは大分薄くなりました。
その代わりに得たものもあるので、トレードオフというわけでもなく、
これが今の自分には一番合った撮り方なんだなと十分に納得しています。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

「そんなごちゃごちゃ考えながら撮ってるの!?」と、
甥っ子や姪っ子からは軽くドン引きされてしまうこともあって、
歳を取って様々なことを知っておじさんになったら、
色々なことに意味無く意味を持たせたくなるんだよと伝えましたが、
「おじさんがただオタク気質だからだよ」と一蹴されましたよね(ぇー


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

箸休めで何も考えないで撮ってる時もあるよ!とも伝えましたが、
「それも無心で撮ってるわけじゃないからダメ」とのこと(ぇー

ただのおじさんに対して求めるハードルが、
めちゃくちゃ高過ぎるのでは????と思いましたが、
これ以上カメラオタク気質な部分を抉られたくないので、
「はい、分りました、もっと無心で撮ります、善処します、はい」と、
思ってもいないのにその場をやり過ごすことに……(オイ


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

どのような物事に対しても偏りなく素直に物事が見れて、
心の赴くままにシャッターが切れたなら、
一体どんな写真が撮れるようになるんでしょうね;。

個人的には塩梅こそあれどエゴや雑念が入った方が、
訴えかけるものが撮れるのでは?と思っているので、
これに関しては甥っ子と議論を重ねていこうかなと思っています(ぇー

人様に迷惑をかけないということを前提に、
どのように撮ったとしても写真に間違いはないとも思っているので、
自由闊達に自分が心地よく撮れることこそが大事なのかもしれません。
そこに加えて撮った写真で誰かが少しでも喜んでくれるならば、
個人的には申し分ないと思っていたりもします。


EOS R5&MC Pancolar 1.8/80+KF-42RFマウントアダプター

今回は珍しくモノクロ写真なんて撮ったばかりに、
ただの写真オタクが、あーでもないこーでもないと、
わけ知り顔で色々書いてしまいましたorz 誠に恐縮です;。

でも、なかなかこうやって写真に対して、
個人的な想いを長々と書く機会も早々無いので、
自分自身が一体どんなことを考えながら撮っているのか、
再確認が出来たようにも思います;。

これ以上書き散らかすと、
また甥っ子から面倒くさいオタクだと思われてしまうので、
この辺で筆を置きたいと思います;。


ということで、今回はここまでとなります。
それでは、また次の更新でっ!ノシ


<使用機材>
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・CANON EOS R5

・Carl Zeiss Jena MC Flektogon 2.4/35
・Carl Zeiss Jena MC Pancolar 1.8/80

・K&F Concept KF-42RFマウントアダプター

・Canon バッテリーパック LP-E6NH
・SanDisk 64GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 SanDisk Extreme×2

・diagnl ダイアグナル Ninja Camera Strap38mm 一眼用 Black

・Lightloom CC
・PhotoShop CC
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