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沖縄の1000種の身近な植物を手軽に調べられるコンパクトな図鑑が登場

亜熱帯の雑草から庭の花、森の樹木やシダまで1000種を収録した図鑑が登場。

『沖縄の身近な植物図鑑 亜熱帯の雑草から庭の花、森の樹木やシダまで1000種』
林将之 名嘉初美 著

本書は、沖縄県民や沖縄を訪れた旅行者が手軽に使えるよう工夫が凝らされたコンパクトな植物図鑑である。縦204mm 横122mmのハンディサイズ、巻頭の葉・花・実の一覧表によって色や形で直感的に植物名を調べられるなど、植物の見分けやすさが重視されている。

表現もわかりやすくシンプルにこだわり、専門用語へのふりがな付記などの配慮もなされるなど小学高学年から専門家まで使いやすい仕上がりだ。

コンパクトではあるが、なるべく多くの種類を調べられるよう掲載種を多くしているのも大きな特徴。身近な雑草から庭の花、森の樹木やシダまで1000種(変種を含む)、写真4000点を掲載。さらに、多種多様な55人の執筆者による75本の植物コラムも収録されており、圧巻の充実度だ。

世界自然遺産登録で沖縄の自然に注目が集まる中、待望されていた植物図鑑の決定版といえる。ぜひ手にして沖縄の自然散策などに活用してほしい。