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わたしたちの新しい本

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2024年6月の記事一覧

琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコ」シリーズ、待望の総集編が登場。

びっくりして、はっとして、ドキッとして。 「目からウロコが落ちる」のは、歴史研究の真髄だ! 琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコの琉球・沖縄史」シリーズ、待望の総集編が登場。最新の歴史研究の論文を要約し、たのしくおもしろいコラム本としてまとめたシリーズに、新コラムを追加したベストセレクションです。 『目からウロコの琉球・沖縄史』(07年)、『誰も見たことのない琉球』(08年)、『ぞくぞく!目からウロコの琉球・沖縄史』(10年)、『あやしい!目からウロコの琉球・沖

朝里樹&ショルダー肩美のタッグでおくる、新解釈のマジムン(妖怪)ビジュアル本登場

ボーダーインクのビジュアルシリーズ最新刊は、 ゆかいなマジムン23体が大集合! こんなヤツら、見たことない! 沖縄や奄美がまだ「琉球」と呼ばれていた頃から、人々はさまざまなマジムンに出会ってきた。マジムンとは、琉球の言葉で「魔物」という意味で、「化けもの」や「妖怪」のことをそう呼ぶんだ。 なにかと人の股をくぐろうとしてくる動物、魚の目玉ばかり食べているヤツ、津波を予言する下半身が魚の姿をしたヤツ、「ヘーイ」と呼びかけると水中に引きずりこもうとしてくる仲西さん⋯。 この本

『「守礼の光」が見た琉球』編集者が語る、企画のいきさつと編集裏話

2024年6月8日に開催された『「守礼の光」が見た琉球』刊行記念トークイベント「写真で読み解く沖縄占領」(←クリックするとアーカイブが見られます)。白黒写真カラー化プロジェクトのホリーニョさん、本書監修者の古波藏契さんとともに、本書のページを見ながらトーク。 来場者も多く、たいへん盛り上がりました。 実は、司会を務めていた担当編集の喜納も、本書を企画したいきさつと発行までの顛末を話すことになっていたのですが、時間が足りず、自己判断で端折ってしまいました。 ただ、この本の企