3回に渡るハロウィンで学んだこと
・・・やはり、外見は大事なのかもしれない。
39歳になって、ようやくそんな事を感じた。
▼この記事は、こんな人が書いています。
事の発端は4年前のハロウィンパーティーで、【オタクの格好】をして参加したら1人を除いて誰とも会話ができなかった、というか目すら合わされなかったというとある屈辱の日にさかのぼる。
※その時の私の仮装写真は、この記事の一番最後にあります。
私をある程度知っている人なら感づいていることかもしれないが、私はあまり外見にこだわる方ではない。(形から入る人間ではあるが)
あと、「こだわりたいのならまずは自分の体型をなんとかせいっ」という声がどこからともなく聞こえてきそうな気がしてしまうので、ことファッションに関しては億劫になってしまう。
まあこれは自分の優先度を「食べたいものを食べたいだけ>外見」に設定した結果だ。甘んじて受け容れようじゃないか。
そんな私だが、仮装パーティーは嫌いではない。
オーストラリアにいた時は色んな仮装パーティーに参加したり、なんなら主催したりもしていた。
そんな私は、4年前軽井沢に引っ越してきた。知り合いは誰もいない。引っ越してきて二週間後、ハロウィンパーティーがあるというので、知り合いが増えれば良いなーと思って行ったのだった。
選んだ仮装は【オタク】。
オタクの格好と言えば・・・、
さあ、パーティーの始まりだ。
今までも、どんな格好でも大抵の人とは話せたし、特に不安はなかった。
パーティーの鉄則、見知らぬ人であってもしっかりと目を合わせて、自分が持ったドリンクを軽く上げながら
と始めれば、大体の人は付き合って話してくれる。(ナンパと思われない限り)
その日も私は同じ動作で人と知り合おうとした、、、のだが。
グラスを片手に近づくと、なんと彼らは光の速さで目を逸らしていくのだ。
まるで私などその場に存在しないかのようだ。男女など関係ない。
なにっ!!!
日本ハロウィンにおいては、仮装のカースト制度とやらが存在するという噂は本当だったのか・・・!!
パーティーには90分ほどいたが、その間一人の男と話せたが、それ以外は目すら合わなかった。
そんなわけで、私は学んだ。
ハロウィンにおける「仮装」とは、クールなものでなくてはならない。
そんなわけで、去年のハロウィンは筋肉スーツを着て行った。
そして今年は、タキシードに蝶ネクタイをしていった。
やはりなんだかんだで、結局のところ「男」として一般的に格好良い恰好をしていく方がお得なのだ。
うかつだったぜ。
こんな基本的なことに、40近くになって初めて気づくとは・・・。
ちなみに
私がオタクの格好をしたそのパーティーで、一人だけ私と話してくれた男性がいた。
しんご君という、心もお顔も美しい青年だ。
彼のその優しい優しい魂に救われた私達はかなり仲良くなり、それ以来今でも交流は続いている。
しかし、他の人間どもときたら、どうだ。
そんなにオタクがだめなのか?
そんなに、人間は見た目で判断するのか・・・?
世の中、そんなにすさんだ場所だっけ?
全くどうかしてるぜ、ニッポンはよぉ。
・・・。
・・・。
そりゃ、誰も話しかけんわ。
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