雨と地図が「好き」で〇〇〇になった話

こんにちは!平さんにご紹介いただきました、しごでき(ない)女子、ちなみです!普段は大学で教育学を学んでいます。

いや〜回ってこないかなと内心思っていたnoteもいよいよ私の番になってしまいました...

そして、そんな不躾なことを思っていたからか、なんと執筆期間がテスト期間に直撃!心身ともにダメージが大きい所ですが、溜まりゆくレポート課題に思いを馳せつつ書いてみようと思います.…..泣。



今回のテーマは『雨と地図が「好き」で防災士になった話』です。
はい、〇〇〇は防災士でした。

そうなんです、私は、雨と地図が好きなんです。そして、防災士の資格も取得しています。以上。


認証状と免許証(現在片付けが苦手のため紛失中)

って感じなのですが、というか、防災士ってなんだ!?って思いません?雨と地図が「好き」なことと何が関係あるの?といった感じですよね。ですよね!?

今回はその辺りのお話をざっくりしようと思います。ぜひ、ご一読いただけると幸いです。(ついでにレポート課題が期限内に終わることをお祈りいただけると幸いです)



防災士って何!?

防災士ってそもそもなんだ!?っていう話ですが、それでは、日本防災士機構による説明を見てみましょう。

「防災士とは”自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。」

日本防災士機構「防災士とは」https://bousaisi.jp/aboutus/

らしいです。つまり、「防災に関する知識を持ち合わせ、防災活動に従事したり、実際に災害が起きた際に自ら行動できる人」とも捉えられると思います。

まあ一言で言えば、「防災に関するエキスパート」ってことですね!!ちなみに、このエキスパートたちは、2024年6月末時点で、290,135人いるらしいです。(男性の方が圧倒的に多く23万人ほど。私の居住地の埼玉県では合計9,688人でした。)

じゃあここで、どうやって防災士になるの?って思いませんか?難しいように見えて、意外と単純!大きく3つです!

ステップ1:日本防災士機構が認定した「防災士養成研修講座」を受講。研修履修証明を取得する
ステップ2:日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」を受験、合格する
ステップ3:「救急救命講習」を受講し、修了証を取得する

日本防災士機構「防災士になるには」より作成。https://bousaisi.jp/license/

単純とか言ったじゃん、嘘じゃん。証明の取得とかめんどくさい〜むり〜って思う方、いますよね!!正直に。
でも大丈夫!とか言う私が面倒臭がり屋なんです!

なぜ大丈夫かって?このステップ1〜3を研修センターが全て代わりにやってくれる講座があるんです。(※PRじゃないよ)

私は救急救命講習を含む2日間の研修を受けて、最終日に試験を受験、合格しました!気がついたら認定状が自宅に届いていました。
※ちなみに、資格の取得難易度は難しくありませんが、実際に防災士として活動するとなると、実践できる大量の知識が必要です。


研修会場(駅チカでした!)

研修内容は、災害のメカニズムから政府の対応に関する内容まで盛りだくさん。2月の平日に行ったからか、九段下という場所柄なのか、会社員らしき方が多かったです。

ちなみに、救命救急講習という絶対笑ってはいけない場で、斜め後ろのおじさまが大真面目に「LED持ってきてくださーい!!」って叫んでいたのが忘れられません。正解はAEDです……。光っても意味ないです。

YOUはどうして防災士に?

なんか既視感のあるタイトルになりましたかね?ここで、防災士を取得するに至ったきっかけを少し書かせてください!

私は、雨と地図が好きな子どもでした。雨は、音と匂いが好きなのはもちろん、空に天井が作られているような感じが好きでした。(伝わりますか?) 

地図はもちろん、地図記号やマークが大好きだったんです。市内の公立図書館にある地図記号・マークの図鑑は全て読んだ上で、お気に入りの本は5周以上するレベルで大好きでした。要はオタクです。


まあ雨と地図に対する愛はもう一本noteを書けるくらいあるので置いておいて...なんで防災士と関係するんだ?という話です。

簡潔に言うと、雨が好き。アメダスや河川ライブカメラを見ることが好き。ハザードマップも好き。私の「好き」を活かせるのが「防災士」であると思ったからです。

雨というのは、大規模な災害に繋がりかねない恐ろしいものです。でも、雨がなければ、作物は育ちませんし飲み水もなくなって、人間の命に関わります。
当たり前ですが、雨が降りすぎても降らなくても人間の命を左右してしまうのです...。

だから、大切なのは、「ちょっといつもと違うな」という感覚を持つことなのではないでしょうか?「ちょっといつもと違う」ときに災害が発生するのです。

そして、「好き」だからこそ「ちょっといつもと違うな」を見逃さないでいられるのです!

要約すると、子どもの頃からの「好き」が結びついたのが「防災士」だったんです!「好き」が自分や他の人の命を守ることに繋がるなんてお得じゃありませんか?

防災クイズ!

ここで、ちょっと一息!防災クイズ!

Q. 地滑りが発生した時は「水平避難」をするしかない。〇か×か。


A.❌です!
「水平避難」とは今いる危険な場所から可能な限り遠いところへ避難することです。けれども、地滑りは高いところから低い地点に向かって土砂が流れ出すので、かえって低い地点にいると巻き込まれる可能性があります。また、夜間など屋外への避難が危険な場合もあります。
そのような場合は、「垂直避難」と呼ばれる、建物の2階以上の高層階に避難しましょう。
※安全なうちに避難所へ避難しておくことが重要です

参考https://www.city.maizuru.kyoto.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000000/292/270901_4_5.pdf

いかがでしたか?一般に避難といっても、ただ遠くに逃げるだけではないのです。

まとめ

ここまで、拙い文章をお読みいただきありがとうございました!
最後にまとめです。

私にとって、「防災士」とは、
子どもの頃からの自分の「好き」を温めた先にあったもの
でした。そして、その「好き」は誰かの命を救えるかもしれないものでした。

自分の「好き」を見逃さず「好き」を繋いでいける人生って素敵だと思いません!?一度きりの人生、後悔したくないですよね。素敵なものにしたいわけです。
(まあ、その信念でやっているのがBORDER FREEの活動でもあるのですが!)

色々書きましたが、いつかは、自分の「好き」な教育と「好き」をかけ合わせて、防災教育もやってみたいな〜とも思っています。(ぜひお仕事ください……)

「防災士」取って損はない資格なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。(※PRじゃないよ)



次回のnoteはのんさんです!なんと現役高校生!
部活も勉強もBORDER FREEの活動もこなす、パワフルスーパーガールです!お楽しみに!


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