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採択基準の裏話

こんにちは!eiiconの速水(はやみず)です。

このnoteでは、「 #沖縄xスタートアップ 」というシリーズで、Boost Up OKINAWA 2024(沖縄県スタートアップアクセラレーション事業)に関して、支援の内容や、応募要項について深掘りしています。今回は、応募いただく方が気になる採択基準の裏話について、紹介させていただきます。

選考評価基準と選考の流れ

以下、4つの内容が評価の軸になっています。
・沖縄の産業・地域課題へのインパクト
・事業領域と沖縄の親和性
・ビジネスプランの新規性・革新性、成長性・将来性
・プログラム参加者の熱量

そして、選考評価基準については、以下の流れで審査される予定です。

1)応募フォームからエントリー
2)書類選考
3)書類選考通過の連絡
4)面談選考(zoomにて実施予定。30分程度)
5)審査会

審査会は、沖縄のスタートアップ関係の有識者の方が参加し4つの評価の軸を基準として、どの方を沖縄県として、支援していくべきか。が議論されます。Boost Up OKINAWAは、官公庁の事業であり、公平性を担保した選考となっています。

エントリーフォーム

エントリーフォームについては、以下の内容を記載いただく形になります。

・沖縄で実施するビジネスプラン(事業領域、想定顧客・顧客課題、提供価値)
・沖縄で提携したい連携先
・会社の実績
・沖縄に対する想い・ビジョン
・参加目的
・自社の状況
など、を記載いただきます。


特に重要なのは、最初の2つです。

(1)沖縄で実施するビジネスプラン(事業領域、想定顧客・顧客課題、提供価値)
(2)沖縄で提携したい連携先

沖縄で実施するビジネスプラン(事業領域、想定顧客・顧客課題、提供価値)については、応募いただく企業のサービス概要ではなく、沖縄のどんな人・企業がどんな課題を抱えており、どんな価値提供をしていきたいのか、アイディアベースでも構いませんので、「沖縄で」という枕詞に留意して記載いただけますと幸いです。

既に、シード〜シリーズA / Bの企業の方は、出来上がっているプロダクトがある方もいらっしゃると思いますが、そのプロダクトの営業代行をすることは本事業の本意ではありません。「今あるプロダクトを変形させて、そのエリアに合わせたサービスを展開する」「都市部で行なっているサービスを地域・離島に合わせて、サービスを展開する」「BtoBではなく、BtoBtoCにする」など、前年度の応募企業の方には、これから沖縄で展開していくビジネスモデルを記載いただきました。

沖縄で提携したい連携先については、「沖縄って、何が有名なの?」「沖縄には何があるの?(知らない)」という方がほとんどだと思います。水辺で実証実験をしたいので、水辺を管理している⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎、△△△△と連携したい。観光xインバウンドの事業をしたいので、⚪︎⚪︎⚪︎と連携して拠点を作りたい。など、少しだけ具体的に記載いただけますと幸いです。

具体的にならない場合、結果、沖縄ではなく別の⚪︎⚪︎⚪︎県のアクセラレーターに応募いただく形の方が、良いかもしれません。

Boost Up OKINAWAを沖縄県が行う目的は、
沖縄の優位性や潜在力を活かし、産業の新たな成長や様々な社会課題の解決を牽引する人材及びスタートアップ等を育成・輩出することです。

シリコンバレーのようなユニコーンを目指す企業、IPOを5年後に目指すというスタートアップも対象ですし、ソーシャルベンチャー・インパクトスタートアップ・ゼブラ企業なども対象です。是非是非、「沖縄で具体的に、どんなことをするか」仮説でも構いませんので、ご応募お待ちしています!!


5月30日の説明会は、こちらから。

https://peatix.com/event/3929021

本事業へのエントリーはこちらから。6/24(月)23:59まで

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