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支援する、ということ【訪問看護ステーション開設97日目】

先日、相談支援事業所の方のお話をじっくり聴く機会があったのですが、支援の手が必要な方に向き合って長いそのかたの振る舞い方や支援者の方への接し方を見ていると、答えがわかる気がする、というか、納得させられるものがありました。


我々訪問看護もそうなのですが、利用者さんや支援の対象者への関わり方と関係性の作り方で全てが決まるというか、、、信頼されなければ、あるレベルで気に入ってもらえなければ、その先がない(支援を届けられない)、というすごくシンプルな構造になっています。拒否されたらそこから先の価値が届けられない。


なので、慣れないうちは気を使って関係性を作ろうとするわけですが、答えがわからない中で、ご本人の自覚や認識、置かれている状況を踏まえて、こちらにできそうなことが色々思い浮かぶわけですが、、、そこを提示する前、アプローチを考える前に、まず関係性をじっくり作る、と言うことが大切ということを日々学んでおります。


これは精神障害の方や心が疲れてしまっている方には特にそうですが、それ以外のニーズの方にも同様だなあと特に最近感じます。がん末期の方ご本人やご家族に対しても、難病の方に対しても、小児のご家族に対しても。


ニーズがはっきりしているしていないに関わらず、限られた時間ではありますが、心持ちとしては「じっくり」関係性を作っていく。専門家として、と同時に、人間として関わって行けたらいいなあ、とも感じます。


大先輩の達人たちは、僕にはどうもそのように関わっているように思えるのでした。


人を支援する、サポートする、ということがどういうことなのか、
人を助ける、ということがどういうことなのか。


考えながら進んでいます。


そして探求はつづく。

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まだまだ元気な朝顔。秋の気配が漂う中で、凛として朝露を輝かせていました。11時ごろでもこの開花ぶり^^。







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