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ソーシャルリスニングをコミュニケーション企画に活かす方法とは!?

みなさん、こんにちは!
ブームリサーチCS担当の原田です。

今回は、2020年11月19日に開催された、ブームリサーチのお客様限定ご招待特別セミナーの内容をご紹介させていただきます!
講師には弊社チーフプランナーで、宣伝会議の講師も務める久保を呼び、具体的なメソッドをお伝えさせていただきました。

今後、この記事を企画を考える上での参考にしていただけると嬉しいです!
それでは早速3つのトピックスをご紹介させていただきます。

【この記事のざっくり説明】
・アイデアの発想力は インプット量 × アウトプット量 で決まります。
・「3秒で◯◯が3つ思いつくか...」 合言葉ですよ!
・生活者の文脈価値を理解できていますか?

1、アイデアの発想力や企画力の鍛え方

アイデアの発想力や企画力というのは、簡単に鍛えることは難しいですよね。もちろん最初から完璧にできる人はいません。その中でも久保が考えるアイデアの発想力や企画力の鍛え方を聞きました。

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アイデアの発想力や企画力は2つの原則でなりたっています。
原則① ⇒ インプット量
アイデアは0→1で生む出すことは果てしなく難しいと言われています。
世の中での新しいと言われるアイデアというのも、実は分解すると既存の要素の組み合わせだったりします、、、!
例えば「スマホ」を使われる方も多いと思いますが、2007年にiPhoneが登場したときはかなりの衝撃を受けましたよね💡!
ですが、実はiPhoneを分解してみると、ネットの技術、電話の技術、タッチパネルの技術を一つに小さくしたものなんですよね。こういった既存の要素の組み合わせが新しい。だけだったりします。
(実践するのが難しいですよね、、笑)

原則② ⇒ アウトプット量
上記でお話したように、新しいといわれるアイデアは既存の要素の組み合わせると生まれますが、では結局なにとなにを組み合わせると新しいアイデアが生まれるのか。というのは、ここはもう勘所を磨くしかないです。

結論!
アイデアの発想力や企画力を鍛えたい場合は、とにかくインプットの量とアウトプットの量が大事なのです。既存の要素をたくさんインプットして引き出しを増やし、要素と要素の組み合わせはひらめきなので、とにかくたくさんの企画をアウトプットしてみる。
こうして、アイデアの発想力や企画力が鍛えられるそうです!

2、企画のチェックポイント

久保が一番に持って返って欲しいと言っていた企画のチェックポイント。
みなさんは企画を立案する際に、どのような視点で立案をしていますか?
久保の視点を聞いてみました。

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みなさんは自身が企画したその企画を見た瞬間の若干3秒で、こんなコメントが来そうだな。と生まれてくるであろうコメントが3つ程想像できますか?
このコメントがすぐに想像できるのがいい企画かそうではないかのジャッジポイントなんだそうです!

その理由は、3秒でコメントが思いつかないと「めんどくさい。」と拡散意欲が落ちてしまい、SNS上で拡散されることがなくなるためです。
ユーザーがTwitterやInstagram、FacebookのTL上に出てくる一つの投稿を見る時間は、0.1秒ほどだそうです。この0.1秒で指を止めてもらうことが大事なので、インパクトのあるビジュアルが大事なのはみなさんご存知かと思いますが、さらにそこから3秒でコメントが思いつかないと拡散されなくなってしまうというのは盲点ですよね。

なのでみなさんもこれから企画を立案する際には、3秒で3つのコメントが思いつくかどうかを意識してみてください!

3、生活者の文脈価値をソーシャルリスニングから紐解く

アイデアの発想力や企画力の鍛え方、企画のチェックポイントを久保に聞いていきましたが、今度は企画を立案する際にどのようにソーシャルリスニングを生かしているのかを聞きました。

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商品やブランド・サービスの良さをわかったもらいたいから、SNSの投稿や施策などを頑張っているけれどなかなか良い反応がもらえない、、そんなことはありませんか?
その理由は企業とユーザーのあいだにギャップがあるからなのです。
何か投稿や施策を考える際の企業が考えがちな順番として、プロダクトのスペックから始まりフィジカルベネフィット、メンタルベネフィット、ユーザーにとっての意味づけを考えるのが一般的なフレームワークです。ですがそれは結局企業として伝えたいことを加工した企業ファーストの考えとなってしまうのです。理想的な順番というのは、ユーザーはもちろん商品やブランド・サービスのスペックを知りたいのはやまやまですが、、、それは自分にとってどのようなメリットが有るのかを考えるものです。自分にとって良いものだと感じたときにいい反応や、購入へと繋がります。
そのため、企業側は自分たちが伝えたいことを加工する。のではなく、ユーザーにとっての価値や、意味づけというのを考えなければならないのです。
そういった、ユーザーにとっての価値というをクチコミから探していくのです。
ユーザーの「今」ハマっていることや文脈価値が知れるソーシャルリスニングは欠かせないですよね。


以上が、ブームリサーチのお客様限定ご招待特別セミナーの内容でした!!
ご紹介させていただいた内容以外にも、かなり具体的な事例もありましたがnoteで伝えきれないのが残念です、、、(泣)
この記事を読んでいただき、具体的な事例について知りたい!クチコミを分析してみたい!と思っていただけたら、ぜひ担当CSか担当営業までお問い合わせくださいませ。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は「定量的な分析のポイント」をご紹介させていただきます。
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最近寒さが厳しくなってまいりましたので、みなさんお体ご自愛くださいね。
次回もよろしくおねがいします!

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