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定量的な分析のポイントをご紹介!

みなさん、こんにちは。
ブームリサーチのCS担当の望月です。
今回は「定量的な分析のポイント」をご紹介していきたいと思います。

ブームリサーチでは「分析」ボタン1つで世の中のSNS上のクチコミを簡単に表示してくれますが、分析するご担当者がどのような情報を得たいのか、どのような示唆を見つけたいのかという目的をもってもらう事が大切になります!その時、分析結果を見る上で重要な視点が、「定量的な分析」「定性的な分析」という考え方です。

【この記事のざっくり説明】
・ソーシャルリスニングでは定量・定性どちらの視点でも分析することができます。
・定量的な分析ではクチコミのボリュームや割合といった数値をみていきまょう。
・具体的な分析事例とアウトプットの見せ方&アドバイス!


定量的な分析・定性的な分析とは?

簡単に定量・定性の違いをまとめると下記のようになります。
定量分析と定性分析は、それぞれに役割があり補完関係にあります。分析の目的に応じた適切な使い分けや組み合わせを理解することで確かな分析を行うことができます。

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ソーシャルリスニングでプロ―モーションの効果測定を行う場合は、
「定量分析」で全体の話題量や昨年比でクチコミの総量を把握したあとで、その結果の要因・背景を「定性分析」で深掘りするという流れで行うことになります。
または、新しい企画のアイデアやヒントを得たい場合は、「定性分析」で目新しい発言や利用シーンを発見したあとで、その利用用途のクチコミが実際どれだけあるのか検証する「定量分析」とう流れで行うこともありますね!
それぞれの違いや特長を理解した上で分析を行うとよりスムーズに分析ができると思います。

(余談ですが、、ブームリサーチは分析のメニューや表示結果が80種類ほどになるので、どの分析でどこの結果を見ていいのか迷う。。というお悩みもこれで解消されますよ!)

定量的な分析で見るべき項目は?

それでは、実際に定量的な分析で見るべきポイントをご紹介していきたいと思います。再掲ですが、定量分析は『分析結果を数字で量的に把握する』ということです。
下記、ブームリサーチの分析結果の一例になります。
今年は「ニューノーマル」という新しい言葉が生まれましたので、その話題量について見てみましょう!

【分析の項目】
●クチコミの全体量、メディア毎の割合
●言及している人のデモグラの割合(性別、地域、年代、職業)
●言及している文脈のポジティブ、ネガティブの割合
このような項目で量的な数値を把握することができます。

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定量的な分析の事例をご紹介!重要なのは評価するための比較軸です。

まず、量を把握することが大事ですが、その件数が多いのか少ないのかの判断を持つための情報が必要です。そのため定量分析では比較軸を意識していただきたいです。

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最後に定量分析の事例をご紹介します。

1)キャンペーンの効果測定の場合
キャンペーンの効果測定では過去施策を比較することで相対的な評価をすることができます。今回の事例は製菓メーカーさんのTwitterキャンペーンですが、第一弾のキャンペーンと第二弾のキャンペーンのクチコミ量の比較すると第一弾の方がクチコミ件数が多いことがわかります。この要因を調べる深堀は「定性分析」に繋がっていきます。

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2)施策の前後でクチコミを分析する場合

例えば、新商品の情報公開後、予約開始後、発売開始後、という形で期間を比較して話題量を分析することがあります。
今回の事例は映画配給会社さんでテレビCM出稿期間で公開直前の映画に対して鑑賞意欲を示すツイートを発生させることができたか、という視点で分析を行いました。その結果、公開日をピークにしっかりと鑑賞意欲を示すツイートを発生させることができていることがわかります!
このように、「観たい、観に行きたい」という購買意識を示す好意的なクチコミが発生していたか、またどれぐらいの件数発生させることができたかをソーシャルリスニングで可視化することができます。

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今回は「定量分析」に絞ってご紹介させていただきましたが、「定性分析」についても記事を公開予定ですので乞うご期待ください!

次回は、今年最後の記事として「リツイートランキングで2020年を振り返って調べてみた!」です。今年のTwitterの流行り事は何だったのか、お楽しみにしていてください!

引き続きどうぞ、よろしくおねがいします!


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