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ダブルスプリットは効果あるの??

トレーニングのテクニックとして「ダブルスプリット」というものがあります。

1日に2回のトレーニングを行うことを言います。
ダブルスプリットについては賛否両論ありますが、メリットもあればデメリットも当然のように存在します。

まずメリットについてですが3点挙げられます。

集中力の低下を防ぐ
1部位毎のトレーニングの質の向上
脂肪の分解促進


集中力の低下を防ぐ

まず集中力の低下を防ぐことについてです。
大体1回のトレーニングで1部位のみという方は少ないと思います。胸の日だったらその後に二頭もしくは三頭、脚であれば大腿四頭筋+ハムストリングなど。

週2や週3であればさらに1回のトレーニング部位は多くなります。そうなるとどうしてもあとにやる部位は集中力がきれて疎かになったり、種目数は減ってしまうと思います。

それを1日2回のトレーニングを行うことで、1回のトレーニング時間も減り1部位に力を入れることができます。


1部位のトレーニングの質の向上

これについては上でも説明しましたが、1回のトレーニング時間が減り1部位集中して行えるのでトレーニングの質はかなり向上します。

また激しいトレーニング時間が長くなることで「コルチゾール」と言われるストレスホルモンが分泌されます。
このホルモンは「筋肉の低下」や「食欲の増加」を促すのでそれを防げるのは非常に良いメリットもあります。

有名なボディビルダーでこのようにルーティンを組んでいる方がいます。

1日目:朝四頭、夜ハムストリング
2日目:朝胸、夜三頭
3日目:オフ
4日目:朝背中、夜二頭
5日目:朝肩(フロント、サイド)、夜肩(リア)、僧帽
6日目:オフ
7日目:オフ

時間があればぜひ真似したいルーティン。。。


脂肪の分解促進

朝や日中にもトレーニングすることで夕方の交感神経が活性化することがわかっています。交感神経が活性化するということは、体温が上がりそれはエネルギー消費が大きくなっているということ(脂肪が分解されやすい状態)になります。

減量期に入りダブルスプリットを活用する選手はこのような理由からです。
ただダブルスプリットは精神的にも肉体的にもストレスが大きくなるのは間違いありません。

ストレスが大きくなることで注意しなければいけないのは「オーバートレーニング」です。

パフォーマンスの低下
食欲の低下
やる気の低下
怪我のリスク

などがオーバートレーニングで起こる現象になります。
トレーニングを毎日ハードに行っている選手の中には「オーバートレーニングはない」という人がいますが、基準ははっきりとあるわけではありませんがオーバートレーニングはあります。

毎日ダブルスプリットを行ったり、身体に疲れがあるときはしっかり休むようにしましょう。

ダブルスプリットは時間がある人やトレーニングが好きな人でないと行えなえませんが、正しく行えば短期間でも圧倒的な効果を発揮するのは間違いありません。

ぜひ試してみてください。

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